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自転車保険はなぜ必要? 知っておくべき3つの「事故のリスク」

 便利な移動手段として子どもから高齢者まで活用する自転車。身近な乗り物ではあるが、道路交通法上では「軽車両」に区分されており、車道走行が原則という最低限のルールさえも知らない人は意外に多い。「自転車=車両」という意識の薄さから、多くの自転車事故が起きていることも事実だ。

自転車走行上の事故リスクは、大きくわけて3つ。最も大きなリスクと、必要な備えとは?

自転車走行上の事故リスクは、大きくわけて3つ。最も大きなリスクと、必要な備えとは?

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 では、自転車走行上の事故のリスクにはどのようなものがあるのか。大きくわけて3つあり、第一に「自分がけがをする」リスクがある。自転車運転中に自動車などと衝突して、自分自身がけがをするケースなど。

 第二に「他人にけがをさせる」リスク。走行中に通行人をはねてしまい、けがなどを負わせる場合もある。第三に「財物を壊す(損害を与える)」リスク。これは停止中の自動車に接触して傷をつけてしまうなど、「モノ」に対して損害を与える場合が想定される。

 中でも大きなリスクは、「他人にけがをさせる」リスクだ。けがだけで済めばまだいい。時には一生の後遺障害を負わせてしまったり、死亡させてしまうケースも実際に発生している。車両の一種である自転車運転中に、相手を死傷させた場合、「重過失致死傷罪」に問われるなど刑事上の責任が生じるだけでなく、民事上の責任として「被害者に対する損害賠償の責任」が発生する。

 過去には自転車事故の加害者が、被害者または遺族に対して数千万円の賠償額の支払いを裁判所から命じられる事例も出ている。運転する側は自分がけがを負ったり、他人を傷つけたりする可能性がある「危険な乗り物」という意識を常に持たなくてはいけない。さらに、もし事故が起きた場合に備えて、損害賠償などに対応できる保険に入っておく必要性は、誰しもあるのだ。

まとめ
・自転車を取り巻く事故リスクは大きくわけて3つ。「自分がけがをする」「他人にけがをさせる」「財物を壊す(損害を与える)」
・最も大きなリスクは「他人にけがをさせる」こと。相手を死傷させた場合、民事上の責任として、高額な賠償金を請求されるケースも
・事故に備えて損害賠償などに対応できる保険に加入しておくことが大事

(文/高見和也)

【ライタープロフィール】
自転車保険のほか、自動車保険や生命保険など、保険関連について幅広く執筆。専門サイト保険net新聞を運営

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