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NHKの大河ドラマ『花燃ゆ』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)の初回が4日に放送され、ネット上で「井上真央に似ている」「演技がうまい」と評判だった主人公・杉文(すぎ・ふみ)の少女時代を演じた子役の山田萌々香(12)。叔父の玉木文之進にひっぱたかれり、吉田寅次郎(後の松陰)が好んだ孟子の一節を諳んじたり、熱演だった。特に文之進を演じる俳優・奥田瑛二(64)にたたかれたシーンはフェイクではなくリアル。「親にもたたかれたことがなかった」という山田は「痛かったんですが、ちゃんとできた。1回でOKが出てよかったです」と撮影時を振り返った。作品のために体を張る、立派に女優だ。 たたいた方の奥田も、撮影時の複雑な心境をインタビューで明かしている。「リハーサルやテストではもちろん、本番もフェイクでやる予定でした。こんなにかわいい子をたたいちゃいけないでしょう(笑)。でも、現場で演出家が悩み始めて、萌々香ちゃんのお母さんやマネージャーさんと何やら相談しはじめて。あ、これはたたけってことか、と察しました。役者ですから、カチンコがなれば、思いっきりいってしまう習性もありますし、どうせたたくなら、本気で、一発で決めようと思いました」。

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  • 1月4日に放送された大河ドラマ『花燃ゆ』第1回より。玉木文之進(奥田瑛二)に「誰から(禁書)を手に入れた」とたたかれても文(山田萌々香)は黙って告げ口しなかった(C)NHK
  • 萩に松下村塾を開き、幼い寅次郎(松陰)をスパルタ教育で厳しく指導する玉木文之進(C)NHK

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