2011年に亡くなった落語家・立川談志(本名・松岡克由=まつおか・かつよし)さんの旧宅がリフォームされることが23日、わかった。談志さんの死去以降、空き家状態で老朽化が進んでいる状況を見かねた長女でコメンテーターの松岡ゆみこ氏が、ABC・テレビ朝日系バラエティ番組『大改造!!劇的ビフォーアフター SEASON II』(毎週日曜 後7:58)に依頼した。
今回、リフォームするのは、40年前に談志さん本人が中古で購入した東京都練馬区の一軒家。以前は、談志さんが実質一人暮らしで仕事場兼、住居として使われたが、現在は空き家状態。築50年が経ち、老朽化や湿気の影響で、談志さんが集めた落語の資料や高座で着た衣装がカビだらけになっていたという。ゆみこ氏が「早急になんとかしないといけない」と考えていたところ、談志さんが「お前は俺に似ている」とかわいがった愛弟子・立川志らくが「(この家に)住みたい」と手を上げ、リフォームに踏み切った。
今回のリフォームは家全体の老朽化改善のほかにも、カビで劣化してまったさまざまな資料や着物などの救済や整理も、大切な目的となる。さらに、生前談志さんが愛し、「俺が死んだら(家の)桜の木の下に骨を撒いてくれ、墓はいらない」といい、実際に散骨された桜の木の行方にも注目が集まる。
リフォームを前にゆみこ氏は、「父は喜んでいると思う。片付けたかったのにできなかったことを、私達がやっているわけだから」と満足げ。リフォーム後に家族と一緒に同所へ移住する志らくも「師匠の香りが残りつつ、師匠が見た景色を引き続き私が見る。落語会で名前を継ぐのは聞いたことがあるけど、家を継ぐというの話は聞いたことがない」と感慨深げに語った。
そんな談志さんの旧宅を生まれ変わらせるのは、2014年のビフォーアフター大賞に選ばれた匠・瀬野和広氏。リフォーム予算は4000万円。志らくは「ずっと“立川談志”がここにいたんだというのが残るような家になればなと思います」と期待を寄せた。
この大改造の模様は近日放送される。
今回、リフォームするのは、40年前に談志さん本人が中古で購入した東京都練馬区の一軒家。以前は、談志さんが実質一人暮らしで仕事場兼、住居として使われたが、現在は空き家状態。築50年が経ち、老朽化や湿気の影響で、談志さんが集めた落語の資料や高座で着た衣装がカビだらけになっていたという。ゆみこ氏が「早急になんとかしないといけない」と考えていたところ、談志さんが「お前は俺に似ている」とかわいがった愛弟子・立川志らくが「(この家に)住みたい」と手を上げ、リフォームに踏み切った。
今回のリフォームは家全体の老朽化改善のほかにも、カビで劣化してまったさまざまな資料や着物などの救済や整理も、大切な目的となる。さらに、生前談志さんが愛し、「俺が死んだら(家の)桜の木の下に骨を撒いてくれ、墓はいらない」といい、実際に散骨された桜の木の行方にも注目が集まる。
リフォームを前にゆみこ氏は、「父は喜んでいると思う。片付けたかったのにできなかったことを、私達がやっているわけだから」と満足げ。リフォーム後に家族と一緒に同所へ移住する志らくも「師匠の香りが残りつつ、師匠が見た景色を引き続き私が見る。落語会で名前を継ぐのは聞いたことがあるけど、家を継ぐというの話は聞いたことがない」と感慨深げに語った。
そんな談志さんの旧宅を生まれ変わらせるのは、2014年のビフォーアフター大賞に選ばれた匠・瀬野和広氏。リフォーム予算は4000万円。志らくは「ずっと“立川談志”がここにいたんだというのが残るような家になればなと思います」と期待を寄せた。
この大改造の模様は近日放送される。

2014/10/24