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ドラマ『ボーダーライン』実写とCGの境目をなくせ 迫真の火災現場シーン

 俳優・小池徹平主演のNHKドラマ『ボーダーライン』(毎週土曜 後9:00、連続5回)が、きょう4日からスタートする。近年の大規模災害の頻発により、注目を集める消防の仕事。同作は、災害や救助の現場で、生死に関わる決断を迫られる消防士たちのドラマだ。大阪市消防局の全面的な協力のもと大規模ロケを敢行し、最新のVFX(視覚効果)技術を駆使した迫真の火災現場の映像も見どころとなっている。

NHK・土曜ドラマ『ボーダーライン』10月4日スタート。“ボーダー”を感じさせない火災現場シーンにドラマの没入度アップ間違いなし(C)NHK

NHK・土曜ドラマ『ボーダーライン』10月4日スタート。“ボーダー”を感じさせない火災現場シーンにドラマの没入度アップ間違いなし(C)NHK

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 「公務員だから」という理由で消防に就職し、自分のやりたいことがいまだ見えない若い消防士が、自分の存在を揺さぶられる現場を次々と体験し、「やる気のない若者」から「救う側の人間」へと変貌していく成長の物語。

 制作チームには、同局の大型ドラマ『坂の上の雲』や大河ドラマ『八重の桜』を手がけた日本でも最先端をいくメンバーが集結し、どこまでがスタジオでどこまでがロケなのか、どこまでがCGでどこまでが実写なのか、その境目(ボーダー)をわからなくし、全体にリアリティをもたせる映像表現=“インビジブルエフェクト”を目標に制作されている。

 CGの表現で最も難しいとされる煙は、世界トップの実績を誇る欧州のVFXスタジオに作業を依頼。日本のスタッフが眠っている間に、欧州のスタッフが作業を行う、地球の時差を使ったグローバルな“不眠不休体制”で制作を展開したという。97回もの試行錯誤を重ねた“煙”は、第1回でも、集合住宅やマンションでの火災シーンで使われ、消火隊やレスキュー隊が室内に入り消火、救助する緊迫感を映像的に盛り上げている。

 一方で、燃え上がる本物の炎のリアルさは、CGでは到底敵わないのも事実。第1回の試写会時に、小池は「火の中に入ったり、いろんな人を運んだり。本当に大変だった」と述懐したように、実際に火を使ったり煙を出して撮影を行い、消防士役の俳優たちは“ほとんどスタントなし”で臨んだ。

 クランクインの前の3日間、消防士と同じ訓練を受けたという小池は「役者がみんな、ちゃんと消防の経験をして、ある程度理解した上で芝居をしたので、すごく迫力のあるシーンになっていると思います。ただ、本当に頑張って、頑張って撮影したのに、一瞬で観終わってしまう寂しさを感じるほど、スピーディーな見応えのある作品になった」と自信をみなぎらせていた。
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  • 大阪市消防局の全面的な協力のもと大規模ロケを敢行(C)NHK
  • 救助隊の隊長・松井圭介役の山口馬木也がスタントなしで挑んだシーン(C)NHK
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