俳優の松山ケンイチ(29)が、TBS系で8月25日に放送される『テレビ未来遺産“終戦69年”ドラマ特別企画 遠い約束〜星になった子どもたち〜』(後9:00)に主演することが19日、わかった。旧満州の難民収容所で懸命に生きる孤児たちの姿を目の当たりにした実体験に基づいた増田昭一氏の『満州の星くずと散った子供たちの遺書』(夢工房)などをドラマ化。松山は「この作品は、平和の中に生きている僕たちに“この時代”を忘れないということが、どんな豊かさよりも尊いものだと教えてくれます」と手応えを明かす。
広島に落とされた原爆の犠牲者数約14万人を超える、24万5000人を失った満州の難民収容所。氷点下20度という寒さの中、食べるものなく、頼る親もなく、肩を寄せ合って懸命に生きた子どもたちがいた。
同ドラマは、難民収容所で孤児たちと生活を共にした関東軍の中尉・戸田英一を主人公に、生きて再び日本に帰ることのできなかった孤児たちや難民収容所における子どもたちの悲惨な生活、真実の叫び声を描き、戦争の悲惨と平和の大切さを訴える。冒頭部分では松山が、中国の長春を訪れ、当時を知る貴重な証言者たちに話を聞くドキュメンタリーも放送される予定。
ヒロインとなる小学校教師・水野有希子役に、話題の映画に次々と出演し、数々の賞を受賞し、注目を集めている女優・二階堂ふみ(19)を起用。二階堂は「間もなく戦後70年。絶対に繰り返してはならない、受け継いでいかなくてはいけない、そういう気持ちで現場に参加させていただいています」と話している。
収容所で英一が出会う子どもたちには、子役ブームを巻き起こした加藤清史郎(12)のほか、連続テレビ小説『花子とアン』で主人公・はなの幼少期を演じた山田望叶(9)、ドラマ『とんび』(TBS)などに出演した五十嵐陽向(5)ら人気子役が多数出演する。
現代の英一役に、自身も旧満州でソ連侵攻を体験し、苦労して日本に引き揚げてきた宝田明(80)、英一の父親役に椎名桔平(50)、ほか深田恭子(31)、前田吟(70)、笹野高史(66)、柄本時生(24)らが脇を固める。
◆戦争の悲惨さを語り続ける 原作者・増田昭一氏
終戦から69年が経ち、“戦争”を実体験として語れる人物は、どんどん少なくなっている。同ドラマの原作者・増田氏は、故郷の神奈川県小田原市を中心に、絵本の読みきかせなどを通じて、当時の痛切な想いを後世に残そうと、語り継いでいる貴重な生き証人の一人だ。
増田氏は、中学を卒業後、両親と共に満州へ渡り、そこで衛生兵として従軍。敗戦後は、母と共に新京の難民収容所に入り、帰国後は教員を務めた。1985(昭和60)年に退職したことをきっかけに、自らの実体験に基づき、収容所で子どもたちと一緒に過ごした数々の思い出を絵本や小説として出版。『満州の星くずと散った子供たちの遺書』『戦場のサブちゃんとゴン』『約束』が今回、ドラマ化される。
広島に落とされた原爆の犠牲者数約14万人を超える、24万5000人を失った満州の難民収容所。氷点下20度という寒さの中、食べるものなく、頼る親もなく、肩を寄せ合って懸命に生きた子どもたちがいた。
ヒロインとなる小学校教師・水野有希子役に、話題の映画に次々と出演し、数々の賞を受賞し、注目を集めている女優・二階堂ふみ(19)を起用。二階堂は「間もなく戦後70年。絶対に繰り返してはならない、受け継いでいかなくてはいけない、そういう気持ちで現場に参加させていただいています」と話している。
収容所で英一が出会う子どもたちには、子役ブームを巻き起こした加藤清史郎(12)のほか、連続テレビ小説『花子とアン』で主人公・はなの幼少期を演じた山田望叶(9)、ドラマ『とんび』(TBS)などに出演した五十嵐陽向(5)ら人気子役が多数出演する。
現代の英一役に、自身も旧満州でソ連侵攻を体験し、苦労して日本に引き揚げてきた宝田明(80)、英一の父親役に椎名桔平(50)、ほか深田恭子(31)、前田吟(70)、笹野高史(66)、柄本時生(24)らが脇を固める。
◆戦争の悲惨さを語り続ける 原作者・増田昭一氏
終戦から69年が経ち、“戦争”を実体験として語れる人物は、どんどん少なくなっている。同ドラマの原作者・増田氏は、故郷の神奈川県小田原市を中心に、絵本の読みきかせなどを通じて、当時の痛切な想いを後世に残そうと、語り継いでいる貴重な生き証人の一人だ。
増田氏は、中学を卒業後、両親と共に満州へ渡り、そこで衛生兵として従軍。敗戦後は、母と共に新京の難民収容所に入り、帰国後は教員を務めた。1985(昭和60)年に退職したことをきっかけに、自らの実体験に基づき、収容所で子どもたちと一緒に過ごした数々の思い出を絵本や小説として出版。『満州の星くずと散った子供たちの遺書』『戦場のサブちゃんとゴン』『約束』が今回、ドラマ化される。
2014/07/20