早くも“シリーズ屈指の名作”との呼び声も高い『映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』(公開中)。4月19日に全国329スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員約30万人、興収約3億4000万円をあげ、前作『映画クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』(最終興収13.0億円)との比較では150.4%と、大きく上回る好スタートを切った。
日本の父親たちの復権をもくろむ“父ゆれ同盟(父よ、勇気で立ち上がれ同盟)”の陰謀を阻止するため、ロボットにされてしまった父親ひろしとしんのすけたち野原一家が、日本の家族と未来のために立ち上がるストーリー。
脚本を担当したのは、劇団☆新感線の座付き作家として活躍する中島かずき氏。2010年8月20日付けで退社するまでは『クレヨンしんちゃん』の原作漫画を出版する双葉社の社員で、原作者の故・臼井儀人さんとは初期作品の編集を担当するなど親交があった。2002年には『クレヨンしんちゃん』劇場映画10作目を記念して『クレヨンしんちゃん映画大全』を企画・出版。『クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』(2010年)ほかでチーフプロデューサーを務めたことがあり、今回、初めて『映画クレヨンしんちゃん』の脚本を担当した。
中島氏は「臼井さんの生んだ『しんちゃん』を長く大事にしたいという思いは僕にもあります。ギャグマンガ原作でここまで生き残っているのもなかなかないと思うんです」と故人を偲んだ。
「『クレヨンしんちゃん』は主人公の野原しんのすけが主役らしいことをしてくれない難しいキャラクター。ドラえもんに秘密道具をおねだりしないのび太、謎を解きたがらないコナンみたいなキャラクターなんです(笑)。常に真逆のことをやりながら、物語を進めていくのは、かなり腕力のいる作品なんですよ」と手のかかる子ほどかわいいといった様子。
今作での「ぎっくり腰を治しにマッサージに行ったとーちゃん(ひろし)が、ロボットになって帰ってくる」というきっかけは、高橋渉監督のアイデアで、中島氏は「シナリオ会議でそのアイデアが出たとき、その場にいた全員が『それだ!』と思った。出発点でパキッと見えたビジョンがお客さんまでストレートに届く映画に仕上がった気がします」と自信をのぞかせた。
ロボットになったひろし「ロボひろし」にとどまらず、「ロボ五木ひろし」まで登場するはじけっぷりも話題。中島氏は「コロッケさんのキャスティングが決まってからただの巨大ロボットが『ロボ五木ひろし』に変更されたのですが、ご本家の五木ひろしさんがとても理解のある方で、即OKしてくださったそうです。コロッケさんとの関係性もあったと思いますが、しんちゃん映画的に大正解だったと思います。パロディというか、くだらないことでゲラゲラ笑えることがしんちゃん映画の真骨頂ですから」。
クスっと笑えるギャグが随所に散りばめられ、「あるある」ネタと「それはないよね」と突っ込みたくなるネタのバランスも絶妙な今作。中島氏は「結果的に『映画クレヨンしんちゃん』で描いてきた王道を行く作品になったと思います」と手応えをかみしめる。
「父と子の話と同時に夫と妻の話でもあるんですが、『クレヨンしんちゃん』というタイトルは家族の話を真っ向から描ける作品だったんだと改めて実感しました。世のお父さん方に『お子さん、奥さんと一緒にアニメ映画でも観に行かれたらどうですか』と心からおすすめしたい。映画を見終わった後に、家族でお話しをしてもらえたらうれしいですね」。
日本の父親たちの復権をもくろむ“父ゆれ同盟(父よ、勇気で立ち上がれ同盟)”の陰謀を阻止するため、ロボットにされてしまった父親ひろしとしんのすけたち野原一家が、日本の家族と未来のために立ち上がるストーリー。
中島氏は「臼井さんの生んだ『しんちゃん』を長く大事にしたいという思いは僕にもあります。ギャグマンガ原作でここまで生き残っているのもなかなかないと思うんです」と故人を偲んだ。
「『クレヨンしんちゃん』は主人公の野原しんのすけが主役らしいことをしてくれない難しいキャラクター。ドラえもんに秘密道具をおねだりしないのび太、謎を解きたがらないコナンみたいなキャラクターなんです(笑)。常に真逆のことをやりながら、物語を進めていくのは、かなり腕力のいる作品なんですよ」と手のかかる子ほどかわいいといった様子。
今作での「ぎっくり腰を治しにマッサージに行ったとーちゃん(ひろし)が、ロボットになって帰ってくる」というきっかけは、高橋渉監督のアイデアで、中島氏は「シナリオ会議でそのアイデアが出たとき、その場にいた全員が『それだ!』と思った。出発点でパキッと見えたビジョンがお客さんまでストレートに届く映画に仕上がった気がします」と自信をのぞかせた。
ロボットになったひろし「ロボひろし」にとどまらず、「ロボ五木ひろし」まで登場するはじけっぷりも話題。中島氏は「コロッケさんのキャスティングが決まってからただの巨大ロボットが『ロボ五木ひろし』に変更されたのですが、ご本家の五木ひろしさんがとても理解のある方で、即OKしてくださったそうです。コロッケさんとの関係性もあったと思いますが、しんちゃん映画的に大正解だったと思います。パロディというか、くだらないことでゲラゲラ笑えることがしんちゃん映画の真骨頂ですから」。
クスっと笑えるギャグが随所に散りばめられ、「あるある」ネタと「それはないよね」と突っ込みたくなるネタのバランスも絶妙な今作。中島氏は「結果的に『映画クレヨンしんちゃん』で描いてきた王道を行く作品になったと思います」と手応えをかみしめる。
「父と子の話と同時に夫と妻の話でもあるんですが、『クレヨンしんちゃん』というタイトルは家族の話を真っ向から描ける作品だったんだと改めて実感しました。世のお父さん方に『お子さん、奥さんと一緒にアニメ映画でも観に行かれたらどうですか』と心からおすすめしたい。映画を見終わった後に、家族でお話しをしてもらえたらうれしいですね」。
2014/04/30