俳優の佐藤浩市が、TBSで来年3月22日・23日の2夜連続、5時間規模で放送されるスペシャルドラマ(タイトル未定)に主演することが5日、わかった。戦前・戦後の激動期に、日本人のための国産自動車づくりに人生を賭けた男たちのドラマ。トヨタ自動車創業者、豊田喜一郎氏をモデルにした技術者・愛知佐一郎を演じる佐藤は「あくまでフィクションではありますが、豊田喜一郎氏のエッセンスを織り交ぜながら、演じていければ」と意気込む。
今作は、本所次郎氏の『小説 日銀管理』(光文社文庫刊)や『トヨタ自動車75年史』を原案に、「日本人の、日本人による、日本人のための車」を創るために、仲間を信じ、もの作りにすべてを捧げた男の生き様を、トヨタ自動車全面協力のもと、史実に基づいたオリジナル作品としてドラマ化。
トヨタの「マークX」CMで男も惚れるような「大人の男」の演じてきた佐藤だが、「技術者として信念を持って生きた“愛知佐一郎”という人物が持つ人間的魅力を、果たして自分が演じ切れるのだろうか、という気持ちです」と心情を吐露。「リーダーが生まれにくい、この日本という国にあって、佐一郎という人物は非常に稀有な存在であったと思います」と新たな“リーダー像”に挑む。
共演は、佐一郎を内助の功で助け続ける妻、愛知晴子役に山口智子、佐一郎の甥で米デトロイトにて自動車産業を勉強し帰国した愛知正二役に椎名桔平、愛知自動織機の社長から後の「アイチ自動車」社長へと転じ、佐一郎の夢をバックアップする石山又造役に橋爪功、日銀総裁・財部登役に中村橋之助、財部のもとで日銀総裁秘書として働き、後に佐一郎が興した「アイチ自動車」存続の鍵を握る日銀名古屋支店長、山梨良夫役に香川照之、佐一郎が学生時代に通っていた定食屋の娘で、陰ながら「アイチ自動車」が危機を乗り越えるために尽力する、東山雪乃役に宮沢りえ。ほかに、吉田栄作、萩原聖人、高橋和也、えなりかずき、前田敦子、溝端淳平、伊東四朗らの出演が決まっている。
劇中に登場する車にもトヨタ自動車が協力し、戦前・戦後に日本を実際に走った車が登場予定。歴史ものドラマで頻繁に使用される資料映像は使わず、急行列車と車が競争するシーンも実写とCGを駆使して再現するなど、当時を彷彿とさせる映像演出にも挑む。
貴島誠一郎プロデューサーは「現在撮影が進行中ですが、事前の想像を遥かに超える、迫力あるドラマになりそうです。日本人がいつの間にか失ってしまった自信を取り戻せるような、勇気の出る物語をぜひご覧下さい」と自信をのぞかせた。
今作は、本所次郎氏の『小説 日銀管理』(光文社文庫刊)や『トヨタ自動車75年史』を原案に、「日本人の、日本人による、日本人のための車」を創るために、仲間を信じ、もの作りにすべてを捧げた男の生き様を、トヨタ自動車全面協力のもと、史実に基づいたオリジナル作品としてドラマ化。
トヨタの「マークX」CMで男も惚れるような「大人の男」の演じてきた佐藤だが、「技術者として信念を持って生きた“愛知佐一郎”という人物が持つ人間的魅力を、果たして自分が演じ切れるのだろうか、という気持ちです」と心情を吐露。「リーダーが生まれにくい、この日本という国にあって、佐一郎という人物は非常に稀有な存在であったと思います」と新たな“リーダー像”に挑む。
共演は、佐一郎を内助の功で助け続ける妻、愛知晴子役に山口智子、佐一郎の甥で米デトロイトにて自動車産業を勉強し帰国した愛知正二役に椎名桔平、愛知自動織機の社長から後の「アイチ自動車」社長へと転じ、佐一郎の夢をバックアップする石山又造役に橋爪功、日銀総裁・財部登役に中村橋之助、財部のもとで日銀総裁秘書として働き、後に佐一郎が興した「アイチ自動車」存続の鍵を握る日銀名古屋支店長、山梨良夫役に香川照之、佐一郎が学生時代に通っていた定食屋の娘で、陰ながら「アイチ自動車」が危機を乗り越えるために尽力する、東山雪乃役に宮沢りえ。ほかに、吉田栄作、萩原聖人、高橋和也、えなりかずき、前田敦子、溝端淳平、伊東四朗らの出演が決まっている。
劇中に登場する車にもトヨタ自動車が協力し、戦前・戦後に日本を実際に走った車が登場予定。歴史ものドラマで頻繁に使用される資料映像は使わず、急行列車と車が競争するシーンも実写とCGを駆使して再現するなど、当時を彷彿とさせる映像演出にも挑む。
貴島誠一郎プロデューサーは「現在撮影が進行中ですが、事前の想像を遥かに超える、迫力あるドラマになりそうです。日本人がいつの間にか失ってしまった自信を取り戻せるような、勇気の出る物語をぜひご覧下さい」と自信をのぞかせた。

2013/12/06