サッカー元日本代表の宮本恒靖氏が、WOWOWで中継されるスペインサッカー「リーガ・エスパニョーラ」13-14シーズンの専属解説者を務めることが5日、発表された。同局では、17日に開幕するリーガ・エスパニョーラを、生中継を中心に毎節5試合（平日開催・変則開催節は除く）放送する。

　宮本氏は、ガンバ大阪ユースから1995年にトップデビュー。国際Aマッチ71試合、2002年・2006年と2度のワールドカップを経験し、キャプテンを長く務めた。2007年にはオーストリアのザルツブルクでプレー。2011年12月に、惜しまれつつ34歳で引退した。昨年9月にスポーツ団体やクラブチームの運営ノウハウを身につける「FIFAマスター」に入学し、今年7月に日本人元プロ選手としては、初のFIFAマスター卒業生（第13期）となった。

　FIFAマスター卒業後、最初のレギュラー番組出演となる宮本氏は「バルサ、レアルの2強に対して、今シーズンは各チームがどのような戦いぶりを見せてくれるのでしょうか。さらにネイマールという新たな世界のスターを加えたリーガをぜひ堪能しましょう」とコメント。FIFAマスターで学んだ経験を生かした解説が期待される。

　WOWOWメンバーズオンディマンドでは、「リーガ・エスパニョーラ」全38節、全380試合（毎節10試合）を配信。昨季、圧倒的な強さで優勝したバルセロナには、コンフェデレーションズカップでブラジルを優勝に導いたネイマールが加入。メッシ、シャビらとの融合で攻撃力をさらにアップし、今季も優勝を狙う。クリスティアーノ・ロナウドを擁するレアル・マドリードや、昨季のスペイン国王杯を制したアトレティコ・マドリードも地力があるだけに、今季も熱戦必至だ。