女優の貫地谷しほりが18日、都内で行われた映画『くちづけ』(堤幸彦監督)完成披露会見に出席。これまで数々の作品に出演しているが、意外にも同作で映画初主演を務めた貫地谷は「不思議な感じがします」と感慨深げ。10代の頃からお世話になっているという堤監督に対し、「いつも私の節目の時に現れて…ありがとうございました。嫌われないように、頑張ります」と感謝し、思わず涙した。 同作は、劇作家で俳優の宅間孝行が自身の劇団・東京セレソンデラックス(昨年解散)の公演のため書き下ろした作品を映画化したもの。実在した事件をモチーフに、病に冒された父(竹中)と、7歳の心を持ったまま成長した娘・マコ(貫地谷)の、切ない父娘の関係を描き出した感動作となっている。
2013/04/18