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寺島しのぶ、自虐コメントでアピール「ブサイクな顔がいっぱい」

 女優の寺島しのぶが19日、都内で行われたWOWOWのオリジナルドラマ『ソドムの林檎〜ロトを殺した娘たち』の制作発表会見に出席した。主演の寺島は「廣木隆一監督は私のブサイクな顔をいっぱい知っているので、ブサイクな顔をいっぱい映していると思います」と、“ブサイク”押しで作品をアピールした。

自身のブサイク顔をアピール!?寺島しのぶ (C)ORICON DD inc.

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 寺島が自虐的になるのも無理はない。同作は、寺島の主演映画『ヴァイブレータ』(2003年)、『やわらかい生活』(2006年)の廣木監督と脚本家・荒井晴彦氏のタッグによるオリジナル作品で、寺島は結婚詐欺連続不審死事件の被告人を演じる。

 実際に起きた結婚詐欺・連続不審死事件から着想を得た脚本(共同脚本・荒井美早)は、外見の美しさゆえに偽りの愛を受け、それを憎んで自ら顔を醜く整形した女性・恵(寺島)と、醜さゆえに愛されないと思い、美しい顔へと変貌した女性・万里(木村文乃)という対照的な二人の女性が、被告人と編集者という対極の立場で出会い、対峙しながら女の性と業にもがき苦しむ姿を描き出す意欲作。

 整形する前の17歳の恵に石橋杏奈をキャスティングし、寺島は「石橋杏奈さんの顔を(ブスに)整形した顔がこの顔です。何の細工もせず、こういう役を引き受ける女優さんはそんなにいないじゃないかなぁと思っています」ととげとげしい言葉で自らを刺しながらも余裕の笑顔をみせた。

 寺島をはじめ、主なキャスト全員が「難しかった」とこぼした現場は、昨日、無事クランクアップ。木村は、寺島の演技を目の当たりにして「鳥肌が立った」と熱演ぶりを伝えた。寺島も「エキサイティングな時間でした」と撮影時を振り返り、第1話を観て「視聴者に媚を売らず、演じた本人もついていくのが必死な作品というのも最近ない。世の中が優しくなり過ぎているなかで、今までにない突き放した作品になっている。ドラマを越えた映画のようなドラマ」と絶対の自信を示していた。

 会見には、寺島、木村、石橋、溝端淳平野村周平が出席。溝端は一人の男として「目を塞ぎたくなるような女性の闇というか、世の中の女性のほとんどがそういう闇を持っているというのなら、もう恋愛したくない。女性に幻想を抱きがちな男性にも観てもらいたい作品」と苦笑交じりにアピールした。

 同ドラマは、WOWOWプライムで3月23日スタート。毎週土曜午後10時より、連続4回放送。第1話は無料放送。

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  • 自身のブサイク顔をアピール!?寺島しのぶ (C)ORICON DD inc.
  • (左から)野村周平、溝端淳平、寺島しのぶ、木村文乃、石橋杏奈 (C)ORICON DD inc.
  • 寺島しのぶ=WOWOWオリジナルドラマ『ソドムの林檎〜ロトを殺した娘たち』の制作発表会見 (C)ORICON DD inc.
  • 溝端淳平=WOWOWオリジナルドラマ『ソドムの林檎〜ロトを殺した娘たち』の制作発表会見 (C)ORICON DD inc.
  • 野村周平=WOWOWオリジナルドラマ『ソドムの林檎〜ロトを殺した娘たち』の制作発表会見 (C)ORICON DD inc.
  • WOWOWオリジナルドラマ『ソドムの林檎〜ロトを殺した娘たち』の制作発表会見に出席した(左から)寺島しのぶ、木村文乃、石橋杏奈 (C)ORICON DD inc.
  • 木村文乃=WOWOWオリジナルドラマ『ソドムの林檎〜ロトを殺した娘たち』の制作発表会見 (C)ORICON DD inc.
  • 石橋杏奈=WOWOWオリジナルドラマ『ソドムの林檎〜ロトを殺した娘たち』の制作発表会見 (C)ORICON DD inc.

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