9日に亡くなった昭和の大女優・山田五十鈴さん(享年95)の通夜が11日、東京・青山葬儀所でしめやかに営まれ、俳優の市村正親、高嶋政伸ら約600人が参列した。生涯女優を貫いたその姿に多くの芸能人が学び、憧憬の的として慕われた山田さん。涙ながらにお別れの言葉が寄せられた。下記は主な著名人のコメント。市村正親(63)「これが最後のお別れなので、出会ってからのことを考えながら(遺影に)話してきました。出会ったのは帝劇で初演の『ミス・サイゴン』をやった時。楽屋に訪ねてきてくださって、そこから、おっかさんとの付き合いが始まった。いっぱい“養子”がいるけど、僕はイッちゃんと呼ばれてた。お酒も一緒に飲みました。常に笑みを浮かべて、素敵な艶っぽい女性でした」
2012/07/11