俳優の内野聖陽が30日、都内で行われた主演映画『臨場 劇場版』の公開初日舞台あいさつに登壇した。2009年4月に始まったドラマシリーズから3年間にわたって主人公の検視官・倉石義男を演じた内野は、「拾えるものは、根こそぎ拾ってやれ」という倉石の決め台詞に「役者としても根こそぎ拾っていきたいなと、いつの間にかこの言葉が役者としての自分の信条にもなってきた」と感慨深げに語り、ファンから多くの拍手を浴びた。 変死体の状況捜査を行う司法警察員・検視官の倉石(内野)を主人公にした重厚な社会派ミステリーが人気を呼び、2回のドラマシリーズを経て映画化。客席後方から登場した内野は大勢のファンに温かく迎えられ、「劇場版の『臨場』を作ることができたのは、皆さんが愛してくださったからだと心から心から感謝しております」とあふれる思いを語った。
2012/06/30