ゴールデンの歌謡番組『木曜8時のコンサート〜名曲！にっぽんの歌〜』で演歌のイントロナレーションを担当し、深夜バラエティ『ゴッドタン』では芸人顔負けの笑いを取るテレビ東京の松丸友紀アナウンサー（30）。2004年入社から今年で9年目に入り、新卒採用の面接官を任される立場に。ORICON STYLEのインタビューで松丸アナは「早いですね、来年10年目かと思うと自分でもびっくりしています。毎年、後輩が増えてきて、アドバイスする機会も増えましたし、そういう年齢になったんだと実感するようになりました」と心境を語っている。

　『ゴッドタン』などのバラエティでは、かなりハイテンションな姿も見られる松丸アナだが、「コスプレとか踊りを踊ったりとか、本当は恥ずかしいんですし、これってアナウンサーがやることなの？と思うこともありますが、私はテレビ東京の社員。番組の“作り手”の一人として、いただいた仕事を全力で臨むのが自分のスタイル、報道もバラエティも両極端ですが全力を尽くしたい」と潔い。

　がむしゃらに全力を尽くすのが、“松丸☆スタイル”。「後悔だけは絶対したくないんですよね。あの時、ああしとけば…と、後から思うのは絶対に嫌。思い立ったが吉日じゃないですけど、やろうと思ったらすぐトライしていく性格なんです。仕事に追われてプライベートは二の次になっている部分もあるんですが、家族と過ごす時間も大切にしたいと思っています」。

　一人っ子の松丸アナは、2匹の犬を弟妹のようにかわいがっているという。「チワワのシェリー（オス・7歳）とトイプードルとチワワのミックス（チワプー）のラヴィ（メス・3歳）の2匹を飼っています。家に犬がいるのが当たり前の生活をずっとしてきたので、結婚相手も犬好きであることは絶対条件ですね」と語る。

　愛犬とのエピソードをさらに聞くと、「仕事で落ち込んだりした時も、犬ってそういうのをちゃんと察してくれるんですよね。自分の部屋で泣いていると、そばに寄ってきて、顔とか手とか舐めて慰めてくれるんですよ。逆に、私がイライライしている時は、絶対近づいてこない（笑）。言葉は交わせないけれど、気持ちは伝わっているんだなって実感することはしょっちゅうありますね」とプライベートな話を明かしてくれた。

　アナウンサーとしての今後の目標については、「目標は常にいくつか考えていますが、幅広い世代に愛されるアナウンサーになるのが入社した頃からの目標なので、いつか実現したいと思います。バラエティでも報道でもどんな仕事でも、そう思っていただけたら嬉しいですね」と話していた。