大正末期、すぐれた作品を発表しながらも、26歳の若さで亡くなった童謡詩人・金子みすゞの生涯をドラマ化する『金子みすゞ物語-みんなちがってみんないい-』の制作発表会見が29日、東京・赤坂のTBSで行われ、みすゞ役で主演する女優・上戸彩、弟・正祐役の今井翼、石井ふく子プロデューサーが会見した。上戸は「魂を込めて、1シーン1シーン、一言ひと言のセリフを大事に、心を込めて演じたい。自分の代表作にしたい」。今井は「久しぶりのドラマ出演、役の成長とともに自分も一役者として成長したい」とそれぞれ意気込みを語った。 昨年の東日本大震災後、ACのCMで朗読され、話題になった「こだまでしょうか」をはじめ、短い生涯に512篇もの詩を残した金子みすゞ。四半世紀近く彼女の作品やその生き様に関心を寄せてきた石井プロデューサーは、2001年8月に松たか子主演でドラマ化した『明るいほうへ明るいほうへ』(TBS系)で描き切れなかった思いを込めて、今回のドラマを企画。みすゞと、実の弟ながらそうとは知らずに姉を愛してしまう正祐の純愛を軸に、みすゞの波乱万丈の生涯を描く。
2012/03/30