俳優の陣内孝則が、人々の生活に欠かすことの出来ないお茶とお茶作りに奮闘する人々の生活を通して、本当の豊かな生活とは何かを問いかける『種まく旅人〜みのりの茶〜』(3月17日公開)で16年ぶりに映画主演を果たす。自身も映画監督の経験を持つ彼に映画の魅力、主演の重さや働くことの意義について話を聞いた。 久しぶりの映画主演について率直な気持ちを聞いてみると「映画自体には、これまでも沢山出させていただいていたので、周りから“16年ぶり”と言われて『へー、そうなんだ』って」と、撮影中はその事実に全く気づいていなかったようだ。「16年ぶりと聞くと、いろいろ働きかけてようやく主演を獲った、みたいな感じがしますけど、そういう世界じゃないですから」と実力が重視される映画界の厳しさを教えてくれた。「“主役を張る”というのは、興行成績を含めて映画を背負うということ。役を授かった有難さは感じますが、その重みが若い頃とは全然違います」と、作品に対する思いも責任もひとしおのようだ。
2012/03/15