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『水戸黄門』42年の歴史に幕、全1227話の平均視聴率は22.2%

 1969年(昭和44年)8月4日にスタートし42年間続いたTBSの国民的時代劇『水戸黄門』が、19日放送の『最終回スペシャル』で幕を閉じた。通算回数はスペシャル番組含め1227回で、全話の平均視聴率は22.2%となった。ちなみに、全シリーズ中での最高視聴率は1979年(昭和54年)2月5日に記録した43.7%(第9部最終回)だった。

42年の旅を終えた水戸黄門一行(TBS)

42年の旅を終えた水戸黄門一行(TBS)

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 水戸のご老公で有名な徳川光圀をモデルにした主人公と、その仲間との世直し旅を題材にしたドラマシリーズ。『最終回スペシャル』では、過去のレギュラー出演者や魅力的なゲストが多数顔を揃え、波乱にとんだストーリーの中に、華やかな立ち回りとおなじみの印籠シーン、勧善懲悪の爽快感もたっぷりと描かれた。平均視聴率は13.9%。瞬間最高視聴率は午後8時41分から43分にかけての17.7%で、ご老公一行が事件を解決するため、助さん、格さん、弥七、楓、お娟、飛猿も加わって悪者を懲らしめる最後の立ち回りのシーンだった。今年7月に始まった第43部の平均視聴率は10.1%だった。

 TBSの中尾幸男チーフプロデューサーは「最後の『水戸黄門』をファンの皆さんの記憶に残る、心の中に大切にいつまでも残していただける作品となるように、と思いを込めて制作しました。皆さんに楽しんでいただけたと信じたいと思います」と最後のコメントを寄せた。(視聴率はすべてビデオリサーチ調べ・関東地区)
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