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神木隆之介、ヘタレ高校生役に挑戦!『桐島、部活やめるってよ』映画化

 作家・朝井リョウ氏原作の『桐島、部活やめるってよ』(集英社刊)が俳優・神木隆之介主演で映画化されることが決定した。物語は、「桐島、部活やめるってよ」という校内に衝撃を与えた一言から、部活内、クラスメイト、友人関係、恋愛関係に歪みが広がり、高校生活のヒエラルキーが崩壊していく様を生々しく描く。神木は、主人公のヘタレ高校生役に挑戦。自身としては、現役高校生として最後の主演作となる。

地味で目立たないクラスの最下層の生徒役を演じる神木隆之介

地味で目立たないクラスの最下層の生徒役を演じる神木隆之介

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 現在放送中の連続ドラマ『11人もいる!』(テレビ朝日系)では、しっかり者の長男として大家族を支える高校生役を好演している神木だが、本作では映画部に所属する地味で目立たないクラスの最下層の生徒役を演じる。神木自身も、映像を撮ることやカメラなどには造詣が深く、本作のオタクキャラに共感する部分も多いという。役作りについては「今回演じさせていただく前田という役はゾンビ映画が好きな設定なので、撮影に入る前はオカルト映画を観たり、リハーサル時には、監督と前田の性格、境遇、生い立ちなど、キャラクター設定を話し合い、役作りをしました」とコメントしている。

 ヒロイン役には、『告白』で日本中に衝撃を与えた橋本愛。バドミントン部に所属し、神木演じる前田が憧れる同級生を演じる。神木とは初共演。そのほか、吹奏楽部に所属し、神木同様クラスで目立たない最下層にいながら、イケてるグループの男子生徒に恋心を抱く女子高生役は、神木とは3度目の共演となる大後寿々花。高校生活の生々しさを描く作品だけに、フレッシュさと繊細な感情表現に定評がある若手実力派がキャスティングされている。

 監督は、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』でカンヌデビューした吉田大八が、『クヒオ大佐』『パーマネント野ばら』に続き、4本目として初となる高校生の物語を描く。『DEATH NOTE デスノート』『GANTZ』などのヒットメイカー佐藤貴博プロデューサーと強力タッグを組む。撮影は、11月24日に高知県にてクランクイン。現在撮影中で年内クランクアップ。2012年夏公開予定。

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