風光明媚な大分県臼杵市を舞台に、お茶の有機栽培を営む人々の姿を爽やかに描いた映画『種まく旅人〜みのりの茶〜』が2012年3月3日の大分・福岡先行上映に続き、3月17日より全国公開されることが決定した。同作では、私たちの日常に欠かすことのできない“お茶”とお茶作りに奮闘する人々の生活を通して、本当の豊かな生活とは何かを問いかけていく。 監督の塩屋俊が、故郷・大分を舞台に描きたかったのは日本の農業の姿。「仕事はキツいけど、一日の終わりには充実感に包まれる」という農業従事者の声を聞いた彼は、「私たちの命を支える第一次産業を応援する映画を作りたい。かっこいい農家を描きたい」という思いから、お茶の製造過程を描く同作を作り上げた。
2011/12/15