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嵐・大野智、フジ系ドラマ単独初主演〜『もう誘拐なんてしない』を初映像化

人気グループ・大野智が、2012年新春SPドラマ『もう誘拐なんてしない』(放送日未定 フジテレビ系)で、フジテレビ系ドラマ単独主演を務めることが14日、わかった。同作は、現在放送中の嵐・櫻井翔主演『謎解きはディナーのあとで』(同局系)の原作者・東川篤哉氏による同名小説の初映像化となり、櫻井に続き同じ原作者のドラマ化主演を引き継ぐこととなる。共演に佐藤隆太貫地谷しほり成宮寛貴高橋克実北大路欣也ら豪華キャストを擁し、2012年の幕開けを華々しく飾る事になった大野は「視聴者の皆さんにとって、勇気が芽生え、少しでも良い一歩を踏み出すためのきっかけになるような作品になっていくことを願い、精一杯演じたいと思います!」と気合十分だ。

 今作は、2008年に東川氏により発表された同名タイトルを映像化。どこにでもいるフリーター・樽井翔太郎(大野)が、テキ屋の親分の娘に頼まれて狂言誘拐を企てるという破天荒かつコミカルなミステリー。同じ東川作品である『謎解き〜』では、毒舌執事とお嬢様刑事が事件を解決していく姿がコミカルに描かれているが、今回の『もう誘拐なんてしない』は、ハイテンポで明るい青春コメディでありながら、中盤からは予期せぬ事件が起こり、予想外のサスペンス要素も含んだストーリーが展開されていく。

 共演者もお正月新春特番に相応しい豪華俳優陣が集結。大野演じる主人公・翔太郎の先輩で、狂言誘拐に協力するお調子者、甲本一樹役に佐藤隆太。子分からも慕われる男勝りで姉御肌の花園一家の長女・皐月役に貫地谷しほり。皐月の大学の先輩で、大卒ながら過去のヤンチャな行いで就職できず、花園一家に入った異色の男・山部勢司役に成宮寛貴。花園一家とライバル関係にある“安川興業”の親分で、皐月に惚れている安川忠雄役に高橋克実。そして、翔太郎に「私を誘拐して」と頼む女子大生の父であり、昔かたぎの花園一家の親分ながら、イタリアかぶれで憎めない花園周五郎役に北大路欣也と個性的なキャストが脇を固める。

 同作の企画を担当した成河広明氏は「『もう誘拐なんてしない』は、新春にふさわしい、明るく、楽しく、キュートで、ちょっとほろ苦く、でも最後はやっぱりほっこりできる、青春コメディ・ミステリーです」と、その魅力を紐解く。また、夢を追うことを諦めてしまった主人公・翔太郎については「ナイーブだけど、明るくてちょっといい加減という、誰からも共感され、思わず応援したくなるようなキャラクターです。この難しい役を演じることができるのは、同世代の俳優の中で、大野智さんしかいない、とオファーしました」と、自信を覗かせている。

 大野といえば、劇場版もまもなく上映される『怪物くん』(日本テレビ系)でのコミカルな演技から、数々のドラマアワードで主演男優賞を獲得した『魔王』(TBS系)での鬼気迫る演技まで、幅広い役どころをこなせる俳優として定着。新春に相応しい、家族全員で楽しめるコメディ&謎解きミステリーとなる同作で、大野の新たな魅力が開眼することになりそうだ。

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