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市川海老蔵、守りたいのは「家族と歌舞伎」 主演映画『一命』舞台あいさつ

 歌舞伎俳優の市川海老蔵が26日、都内で開催された主演映画『一命』(11月15日公開)の完成披露試写会に登場した。劇場の入口に続くレッドカーペットに、ダブル主演の瑛太、共演の満島ひかり三池崇史監督と並び立ち、約150人の報道陣のフォトコールに応えた海老蔵は、約1000人のギャラリーの中から「成田屋!」「11代目!」といった掛け声を浴びて、思わず笑みをこぼした。

「成田屋!」「11代目!」といった掛け声に、思わず笑みをこぼした市川海老蔵 (C)ORICON DD inc.

「成田屋!」「11代目!」といった掛け声に、思わず笑みをこぼした市川海老蔵 (C)ORICON DD inc.

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 昨年末の騒動以来、歌舞伎の舞台を除けば、一般客のいる公の場に姿を現すのはこれが初めて。舞台あいさつでは「私事ですが、皆様にはご心配をおかけして、申し訳ございませんでした。たくさんの皆様からご叱咤とご声援をいただきまして、本当に感謝しております。今後は新たな気持ちで精進、努力していく覚悟でございますので、どうぞよろしくお願いします」と一礼した。

 海老蔵は昨年11月に飲食店でのトラブルから重傷を負い、7月に東京・新橋演舞場で舞台復帰するまでの9ヶ月間、活動を自粛。5月に同作が南仏のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された際にも、主演俳優として瑛太、三池監督とともに現地へ赴くことも許されなかった。

 そのカンヌでも高い評価を得た同作は、派手な大立ち回りは少ないが、江戸時代初期の貧しい武士である主人公を通して一人の人間の生き様、死に様を描いた邦画時代劇初の3D作品。

 武士の面目とは何か、面目よりも自分にとって一番大事なものとは何か、自分にとっての面目とは何なのかと、直訴する浪人・半四郎を演じた海老蔵は「現代で言えば、国会議事堂に一人乗り込んで、一石を投じるくらいの覚悟がいることだと思う」と役柄について話し、命をかけて守りたいのは「家族と歌舞伎」とキッパリ言い切った。瑛太も「命をかけて守りたいのは家族」、満島は「自分の生まれ持った本能を守っていきたい」とそれぞれ話した。

 時代劇が廃れることへの危機感を持って、同作を手がけた三池監督は「3Dカメラ初めて手にして、どうなってしまうのか、不安になるべきところだが、200人を超えるスタッフ・キャストとも無謀のような冒険を楽しんだ。時代劇というジャンルを絶やさないために、技術は進んでも撮っている中身は変わらない。新しいも古いも関係ないことを証明できたと思っています」と晴れやかな顔をしていた。

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  • 「成田屋!」「11代目!」といった掛け声に、思わず笑みをこぼした市川海老蔵 (C)ORICON DD inc.
  • 瑛太 (C)ORICON DD inc.
  • (左から)満島ひかり、瑛太、市川海老蔵、三池崇史監督 (C)ORICON DD inc.

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