人気キャラクター「ドラえもん」の誕生日であるきょう3日、神奈川県川崎市多摩区に『川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム』がオープンし、多くのファンが行列を作った。開館前のセレモニーには川崎市長や藤子・F不二雄夫人の藤本正子さんらがテープカットを行い、12年にもわたるプロジェクトの実現とスタートを祝った。同施設は日時指定の“完全予約制”。1日の予約時間を4回にわけ、1日最大2000人、年間50万人の集客を目標にしている。 台風12号の影響により強い風が吹く中、ミュージアムの外には家族連れから大人同士のグループまで、幅広い世代のファンが開館前から集結。3歳の男の子を連れた30代の夫婦は「子どもは水田わさびさんの『ドラえもん』を観ていますが、僕らは大山のぶ代さんで育った世代で…もしかしたら子どもより僕らの方がオープンを楽しみにしていたかも」「お天気が心配ですけど、ドラえもんがいる芝生の広場があると聞いたのでのんびりしたいです」と笑った。
2011/09/03