女優の相武紗季が9日、都内で映画『くまのプーさん』公開記念イベントに“癒し大使”として登場し、「ディズニーランドに遊びに行ってもなぜか会えなかった」という憧れの“プーさん”と初対面を果たした。相武は「可愛い〜。嬉し〜い。とりあえず触っておこう」とプーさんをなでなで、すりすりし、そのまま抱擁。フォトセッションも含め、プーさんとのハグを繰り返し、「興奮しちゃいました。こんなに独り占めできたのは初めて。プーさんパワーはすごいですね、癒されました」と笑顔を見せた。

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　相武は“癒し大使”の指名を受け「恥ずかしいですが、とても光栄なこと。たくさんの方を癒せるように頑張っていきたい」と謙虚な姿勢で「プーさんのニコッとした笑顔、穏やかな気質、真似したいなと憧れる」と話した。

　同作は、ウォルト・ディズニー生誕110周年記念となる今年、伝統的な手描きスタイルと原作童話から変わらない世界観で35年ぶりに新作映画として公開されるもの。しっぽをなくしたロバのイーヨーのために「しっぽを探すコンテスト」をするプーさんと100エーカーの森の仲間たち。ところが、仲間の一人、クリストファー・ロビンが“謎の怪物”に誘拐されてしまい、プーさんたちは知恵を振り絞ってワイルドな救出劇を繰り広げる。彼らの冒険は、勘違いと失敗の連続だが、一緒に力を合わせるうちに本当に大切なことを思い出す――\。

　相武は「一生懸命頑張っているのに裏目に出たりする姿が愛らしくて…」と目尻を下げながら、「私も大事にしたいお友達がいる」と作品への共感を語った。また、プーさんの大好物であるハチミツは「シンプルにパンにバターとハチミツをたっぷり塗って食べるのが好き」。登場キャラクターの中では「プーさんがダントツ。自然体でピュアなところが魅力。でも、ピグレットも気になる存在。プーさんが大好きで、プーさんの頼みを一生懸命聞いてあげようとする必死さが愛らしい」などと話していた。

　映画『くまのプーさん』は9月3日（土）より全国で公開される。