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気だるい女子高生の日常描くイラストレーター・ダイスケリチャード 「モデルは原宿や渋谷の女の子」

手に触れるものが大好き フィジカルへのこだわり

  • ヴィレッジヴァンガードとのコラボグッズ「気安く着やすいオーバーサイズパーカー」

    ヴィレッジヴァンガードとのコラボグッズ「気安く着やすいオーバーサイズパーカー」

──いわゆるイラストレーターとしての仕事の一方で、服やグッズなども展開しています。
ダイスケ手で触れるものは大好き。音楽も配信よりCDを購入する派です。イラストはどこまで行ってもイラストなんですが、それ以外にも展開できるような活動をしたいというのが基本。本にしろ、アパレルを含めたグッズにしろ、単に許諾するのではなく、僕が全面的に関わって制作するものに関しては、手にしたときに驚いてもらえたり、喜んでもらえたりする立体物であるよう心がけています。特にアパレルラインは、自分が着たくなるもので、なおかつグッズなどを買ってくださるメインの層である10代後半から20代前半の女性が可愛くなるよう意識しています。街中で着ても恥ずかしくないライブTシャツみたいになればいいなと。

──発注先が存在する商業イラスト作品と、個人創作との間には、手がける際に意識の違いはありますか。
ダイスケ商業作品はいくつものヒントや、クリアすべきお題がある。その違いはありますが、描いている最中の感覚としてはあまり変わりません。三月のパンタシアさんを例にすると、かなり委ねていただいています。MVに使ったりするので構図や大まかなポーズなどは指定があったりしますけど、最低限の情報を参考にしながらまず描くと、そこに先方がイメージを寄せてくださる感じですね。求められ、全力で応える。普段聴く音楽とはやや違うのですが、客観的に俯瞰すると、とてもビジュアルと音楽が合っているなと感じます。
──仕事中には音楽をよく聴いているのでしょうか。
ダイスケいつもは作業中に、ラジオを聴いています。これは社会人になってからの習慣で、前職がイヤホンOKだったことの影響。1日に何時間も聴く状態が来る日も来る日も続きますので、好きな音楽ばかり聴いていては、すぐに限界が来てしまう。そこでラジオです。芸人さんの番組、特にオールナイトニッポンはリアルタイムで聴くようにしています。半ば無意識に手は動かしていて、ラジオの内容にしか集中してないときもよくありますが…(笑)。オードリー、三四郎、霜降り明星、佐久間さんあたりはほぼ毎週聴いてますし、芸人じゃないけどCreepy Nutsの番組も欠かせない。単なる『オールナイトニッポン』ファンのような気もしますね。

──たとえば、ダイスケさんの絵柄をそのまま動かすアニメーション手法などに興味はないのですか。
ダイスケ興味がなくはないのですが、かかる手間を考えるとなかなか踏み込めない領域ですね。数十秒の映像でも、動く絵はものすごい時間と労力がかかるので。同じ時間でたくさんイラストを描いた方がいいかな。もちろん、信頼できる相手であれば、元になるイラストを預けて、それを自由に動かしてもらう、というのは構わないのですが。自分が映像をやるなら、やはり納得のいくものを仕上げたいので。
──三月のパンタシア以外の、音楽アーティストのプロジェクトへの参加は考えていますか。
ダイスケありがたいことに、お話はたくさんいただいていますが…。いつか自分が大好きなアーティストさんと関わって仕事をしたいという願いがあって、そのために機会を保留させてもらっています。三月のパンタシアさんに加えて、本格的にビジュアルのイメージを担当するとしたら、できたとしても何かもうひとつくらい。かなり慎重に検討させていただいてます。ちなみに僕、MUCCというバンドと、GRANRODEOとKAT-TUNのファンクラブに入ってますので!

──最後に、今後の展望を教えてください。
ダイスケ実は僕、ほぼ運頼みでここまでやってきて、経験値も、テクニカルな土台もないと自覚しています。それは、今、自分のイラストが飽きられたとき、戦う術がないということでもある。だから、展望というのもおかしいのですが、終わりが見えたら自分で完結させたいという思いはどこかにあります。売れなくなったバンドがいつのまにか解散していた、というのは本当に哀しい。見える形で集大成を発表できる余力があるうちに、引退したい。変な展望ですみません(苦笑)。ただ、僕の絵を描く原動力は、ほぼ「褒められたい」「いいねと言われたい」というところにあって、反応が良いものならこだわりも躊躇もなく描けるんです。求められる限りは、今後も全力で応えていきたいと思っています。
ダイスケリチャード氏
(イラストレーター/デザイナー)
Profile/1994年4月14日生まれ。滋賀県出身、東京在住のイラストレーター兼デザイナー。2016年2月から活動を始める。女子高生を繊細に描くイラストが特徴で、10〜20代の女性から注目を集めている。

文/及川望

提供元: コンフィデンス

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