磯村勇斗が語る、『きのう何食べた?』小悪魔少女をイメージした同性愛者役の新境地
オールジャンルを渡り歩きながら遊びたい
磯村勇斗航はカワイイので、今回は“カワイイ子”っていうイメージで見ていただけるかもしれないですね(笑)。同性愛者というのも今までにない役柄なので、また新しい磯村勇斗の顔をお見せできることが楽しみです。二丁目界隈の方々にも楽しく観ていただけるドラマなので、新しいファン層を開拓できるようにがんばります(笑)。
磯村勇斗同時期に同じような役をやらないようにしたいとは思っています。なるべく一定のイメージをつけたくないなって。作品を観て“磯村勇斗”って気づいてもらえなくてもいいんです。逆に“誰だろうね?”って思われるくらい、役ごとに変わってしまいたい。もともと飽き性というのもあって、今はオールジャンルをポンポンと渡り歩きながら、遊びたいという気持ちが強いんです。最近は、次々にまったく違うタイプの役をいいタイミングでいただけていることをありがたく思っています。
――ご自分から“こういう役をやりたい”と発信することは?
磯村勇斗作品選びはマネージャーさんと一緒に考えていますが、自分から役の希望は、あまり言ったことがないです。やりたいことを決めつけてしまうと、自分が思う魅力しか出せないので、あまりおもしろくない。それよりも他の人が「こういう磯村を見たい」と言ってくれた役を演じるほうが、知らない世界に飛んでいける気がして、楽しいんです。
文/加藤恵
ヘアメイク:佐藤友勝/スタイリスト:齋藤良介