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ファンを拡張する新配信サービスNTTドコモ「新体感ライブ」

SILENT SIRENのライブでのマルチアングル (C)PLATINUM PIXEL

SILENT SIRENのライブでのマルチアングル (C)PLATINUM PIXEL

 1月18日、NTTドコモは「新体感ライブ」の提供を開始すると発表した。このサービスは、さまざまなカメラアングルで音楽ライブの生配信をスマートフォンなどから観られる「マルチアングルライブ」を中心にした新たなコンテンツ。2月6日のサカナクションのライブを皮切りに、SILENT SIREN、乃木坂46などのライブで実施され、大きな話題を呼んだ。このサービスを提供しているNTTドコモ コンシューマビジネス推進部の山崎裕司氏、駒野真以氏にコンセプトや将来の展望などを聞いた。

ライブ配信でファンをアドオン(拡張)したい

 NTTドコモがこのシステムの導入を検討し始めたのは、ちょうど2年前の2017年初頭。ライブ市場の活況からニーズを考えたという。

山崎裕司氏業界全体を見渡していくとライブ市場は活況で、右肩上がりで伸びている一方で、会場の枯渇問題などあって、(ライブを)やりたくてもやれない状況がある。CDやDVDなどセルものは、少しずつ下がっていて、(音源ビジネスでは)サブスクのような定額制が主流ですが、ライブは、すべてのお客様が毎月毎月定額を支払って観るコンテンツではない。『このアーティストが好きだ』とか『このライブをどうしても見たい』とか絞られたニーズによるものが多いので、個別課金式のライブ配信サービスの導入を検討し始めました。でも、ただ単にライブ配信を見られるだけでは定着しない。新しい感覚を呼び起こすようなものも組み入れたコンテンツを設計して、新しい価値を見いだすことをやるべきだと思いましたし、ドコモとしてもクイックに世に出すべきだと思いました。結果、2年間のトライアル期間を経て、今年1月にようやく発表できるものになりました。新鮮さも残しながら、きちんと世に提供できたのかなと思います。

 アーティストによるライブ生配信を事業化するにあたり、アーティストサイドの理解を得られるのにも時間がかかったという。粘り強く交渉するなかで、打ち出したのはファンの「アドオン(拡張)」だ。

山崎氏事務所の方と話をする際、正直最初は(ライブ配信のサービスは)敬遠されました。でも、ライブ会場はキャパがあって、行きたくても行けない人たちが必ずいる。その方々に、我々の技術などを使って、リーチすることで、うまくキャッチアップして会場でのライブに行けない人たちへ我々がお届けする。2つ目は、妊婦さんとか遠方に住んでいて行きたくてもいけない人たち、もしくは音楽が好きで、そのアーティストが好きなんだけど、『ライブ会場に行くまでではない』という人たちにもリーチすることで、新たなファンの獲得につながる。“アドオン”(拡張)ですよね。さらに、最初はサカナクションが好きかもしれないけれど、この『新体感ライブ』のサイトを見たら、『乃木坂46』も『SILENT SIREN』もある。というふうに横に広がって、新たなアーティストを見つけてもらえたらいいなぁと思っています。

提供元: コンフィデンス

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