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「放送枠」が保証、今からでも観るべきドラマに『ぎぼむす』&『サバ婚』

 7月クールのドラマも中盤に差し掛かろうとしている。これからどのドラマが盛り上がっていくのか、これから観るとしたらどのドラマがいいのか。そんなことを考えている人に、週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が発表する、視聴者によるドラマ満足度「ドラマバリュー」のデータを元に、これからでもチェックしておくべきドラマを明らかにしてみた。
満足度トップの放送枠は、TBS日曜9時の「日曜劇場」
 今回注目したのは、各局の放送枠別の満足度。17年7月期から18年4月期まで、直近4クール分の各ドラマの全話平均満足度を、放送枠ごとに再集計。平均して高い満足度を獲得している上位10枠を表にした。

トップは、全4作品の1話平均満足度が84.7ptに達した、TBSの【日曜9時】枠。「日曜劇場」として毎クール質の高い作品を送り出している枠で、『陸王』『99.9刑事専門弁護士』『ブラックペアン』といった人気作品が並び、現在のところ向かうところ敵なしの鉄板枠だ。それに続くのが、同じくTBSの【金曜10時】枠。大ヒットした『コウノドリ』『アンナチュラル』を揃え、全4作品の1話平均満足度は81.4pt。そしてこの数字に並ぶのが、テレビ朝日の看板枠の【木曜9時】。こちらは『ドクターX』『BG〜身辺警護人〜』が記憶に新しい。

 そのほか、4位には17年7月期の『コード・ブルー−ドクターヘリ緊急救命−THE THIRD SEASON』、今年4月期の『コンフィデンスマンJP』を揃えた、“放送枠の代名詞”フジテレビ【月曜9時】枠、“月9”だ。5位は17年7月期の『過保護のカホコ』、10月期の『奥様は、取り扱い注意』で人気を博した、日本テレビ【水曜10時】枠が入った。

「放送枠」別に見る、直近4クールのドラマバリュー平均

じわじわ面白くなる、日テレ土曜10時&TBS火曜10時枠
 このように、各局看板枠が上位5位までに揃ったわけだが、実は4話目以降に満足度を大きく上昇させる枠は、この5枠にはない。
  • 『サバイバル・ウェディング』主演の波瑠 (C)ORICON NewS inc.

    『サバイバル・ウェディング』主演の波瑠 (C)ORICON NewS inc.

  • TBS系火曜ドラマ『義母と娘のブルース』は視聴率2桁をキープしている (C)ORICON NewS inc.

    TBS系火曜ドラマ『義母と娘のブルース』は視聴率2桁をキープしている (C)ORICON NewS inc.

 直近1年の間に、後半の盛り上げが最も上手だったのが、『先に生まれただけの僕』『もみ消して冬〜わが家の問題なかったことに〜』『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』などが放送された、日本テレビの【土曜10時】枠。1〜3話の平均満足度49.3ptに対し、全話終了後は63.0ptにアップ。実に127%も上昇させているのだ。

 そして、僅差で2位となったのが、『監獄のお姫様』『きみが心に棲みついた』『花のち晴れ〜花男Next Season〜』が放送された、TBS【火曜10時】枠。この枠は、16年10月期に『逃げるは恥だが役に立つ』、17年1月期に『カルテット』が放送され、大きな注目を集めたが、直近1年では1〜3話平均満足度は50.3pt。全話終了後は63.0ptで、上昇率125.2%だった。

 この2枠が、今期どんなドラマを放送しているのかというと、日本テレビ【土曜10時】枠は、波瑠主演の『サバイバル・ウェディング』(3話終了時点の平均満足度は52.0pt)。TBS【火曜10時】枠は、綾瀬はるか主演の『義母と娘のブルース』(3話終了時点の平均満足度は73.3pt)。

「放送枠」別に見る、3話以降の上昇率 上位作品

 データ通りに満足度がアップした場合、『サバイバル〜』は全話平均66.4pt、『ぎぼむす』に至っては、なんと全話平均91.7ptを記録することになる。さて、結果はどうなるだろうか。

平均満足度が高い「放送枠」の18年7月期ドラマ「ドラマバリュー」推移

提供元: コンフィデンス

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