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【ディズニー連載】データベース構築を現地取材 「受け継がれるDNA」と「支えるシステム」

『モアナ』キャラクター&衣装デザイナーの過去を頼らない挑戦

新たな創造物もARLからディズニーの未来へつながる
ディズニークリエイターにとってARLは重要である一方、作品によっては過去の資料をほとんど利用せずに創作しているセクションもある。そのひとつが『モアナと伝説の海』のキャラクター&衣装デザイン。ディズニーの長い歴史のなかでも初めてポリネシアを題材にした同作において、現地を訪れた際の詳細なリサーチから、リアリティを追求して新たなキャラクター像を創造した。それは新たなディズニーの資産として、ARLに加えられている。
過去をベースにせず意識した“ディズニーらしさ”
ネイサ『モアナ』では、実際にポリネシアを訪れてリサーチした写真や映像などの資料や、現地の人々から聞いた話を参考に、すべて現実にもとづいた衣装をデザインしました。
ビルキャラクターも、過去のディズニー作品に縛られない「モアナ独特のスタイルを作りたい」というチームの意識がありました。とはいえ、どんなときでも“ディズニーらしさ”を忘れてはいけません。我々が意識するそれは、アピールとユニークさです。見る人がともに感情をシェアできる、心地よくて清々しいキャラクター性のアピール。
 そして今作のユニークさは、モアナがティーンエイジャーであること。ディズニーのヒロインたちはモアナより年上が多い。ルックスや性格だけでなく、すべての身体の動きにも“若さ”が表現されていなくてはなりません。
ネイサ れにディズニーマジック。ディズニー独特のマジカルなイマジネーション、マジカルな世界。その表現がとても重要な要素です。
ビルモアナはかなり独特なスタイルの新しいキャラクターになっています。

モアナと伝説の海

 豊かな自然に恵まれた南の楽園、モトゥヌイ。タラおばあちゃんが子供たちにある伝説を語り聞かせていた。「命の女神テ・フィティの<心>には、命を創り出す偉大な力が宿っていた。その<心>を半神半人のマウイが盗んだとき、暗黒の闇が生まれた。だが、闇がすべてを覆いつくす前にサンゴ礁を超えて旅する者がテ・フィティの<心>を返し、私らを救ってくれる」と――。
 そんな伝説を聞いて育った少女モアナは、幼いころに不思議な体験をしていた。まるで海が生き物のようにモアナに触れ、何かを伝えようとしたのだ。だが、モトゥヌイには島を取り囲むサンゴ礁の外には出てはいけないという掟があり、航海は禁じられていた。掟を守る村長のトゥイは、「大海原に飛び出して、その先に何があるのか見てみたい」という気持ちを募らせる娘のモアナに、「海は危険だ。お前の幸せはここにある」と言い聞かせていた。
 ある日、モトゥヌイに不穏な出来事が起こり始める。ココナッツの木が病気にかかり、魚も捕れなくなったのだ。それらは全て、半神半人のマウイが盗んだテ・フィティの<心>によって生まれた闇が、今にもモトゥヌイを飲み込もうとしているからだった……。伝説は本当だったのだ。
「自分の心の声に従うように」―タラおばあちゃんの最期の言葉を胸に、自分の運命を知ったモアナは大海原へと旅立つ。テ・フィティに<心>を返すために、愛する島と皆を救うために――。
監督:ジョン・マスカー&ロン・クレメンツ
製作:オスナット・シューラー
製作総指揮:ジョン・ラセター
声の出演:アウリィ・カルバーリョ、ドウェイン・ジョンソン、テムエラ・モリソン、レイチェル・ハウス、ニコール・シャーシンガー、ジェマイン・クレメント
MovieNEX(4000円+税)発売中
デジタル配信中
【公式サイト】(外部サイト) (C)2017 Disney

提供元: コンフィデンス

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