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BMW 640i xDriveグランツーリスモMスポーツ(4WD/8AT)【試乗記】

駆けぬけぬ歓び

「BMW 6シリーズ」に、リアに巨大なハッチを備えた「グランツーリスモ」が仲間入り。まずは特徴的なスタイリングに目を奪われがちだが、その価値は見た目のみにあらず! リポーターを驚かせた、現行BMW車のラインナップで一番ともいえるポイントとは!?

BMWらしいエリート感が希薄……

BMWのグランツーリスモ(GT)シリーズは、正直なところ、かなり人気薄なモデルである。セダンやツーリング(ステーションワゴン)よりスポーティーで、しかもアクティブに使えるというコンセプトは、少なくとも日本では中途半端に感じられる。日本以外では「これ、ちょうどいいね!」と捉えられているのかもしれないが、本邦では「どっちかにせいや!」というところです。

いや、人気薄の本当の理由は、「なんだかあんまりカッコよくないなぁ」、つーのが最大のものかもしれない。

居住性やラゲッジルームの実用性を高めるために、全高を高く取り、かつハッチ後端の位置も高くして、SUVとステーションワゴンの合体スポーティー版(?)にしているのだと思いますが、おかげでどうにも胴体がポッテリしてしまって、BMWらしいエリート感が薄い。これは「3シリーズ」と「5シリーズ」、両方のグランツーリスモに共通するポイント。どうせハッチバックなら、もっとフツーにハッチバックにしといてくれりゃ、日本でももっと売れたかもしれない。

それが証拠に、ライバルであるアウディの「スポーツバック」シリーズは、なかなか好調だ。アレはアウディらしいエリート感とアクティブ感を見事に両立させていて、「遊んでるエリート」に見える。メルセデスの「シューティングブレーク」シリーズにも、似たようなプラスイメージがあるでしょう。

一方、BMWのグランツーリスモシリーズは、「BMWにこんなのあったの!?」「なんでわざわざコレ買ったの?」という反応が待っている気がしてしまうのです。あくまで臆測ですが。

しかしBMWは、このコンセプトに自信を持っているのでしょう。5シリーズのグランツーリスモが出た後に、ほぼその縮小版である3シリーズのグランツーリスモも出したのですから。日本人としては「えっ、また出たの?」でしたけど。...

提供元:webCG

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