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トライアンフ・スピード400(6MT)【レビュー】


ベテランにこそ薦めたい

英国の老舗トライアンフが、満を持して投入した400ccクラスの新型エントリーモデル「スピード400」。小・中排気量セグメント進出の旗手を担う一台は、メーカーの気合が感じられる、王道のロードスポーツに仕上がっていた。

トラディショナルないで立ちとは裏腹に

いつから、「単気筒エンジンのバイクはクラシカルな雰囲気とエンジンの鼓動を味わいながら、成熟した走りを楽しむテイスティーモデル」という刷り込みができたのだろうか。トライアンフの新たな排気量クラスのニューモデル、スピード400は、そんな先入観を覆す走りを味わえる。

イギリスを代表するバイクメーカー、トライアンフは、1990年代以降は600cc以上の排気量を中心にラインナップを展開してきた。小・中排気量クラスに参入すると表明したのは2013年のEICMA(ミラノ国際モーターサイクルショー)で、当時、世界を席巻していた250ccのカウル付きスポーツバイク、例えば「カワサキ・ニンジャ250」や「ヤマハYZF-R25」の対抗馬として、「デイトナ250」を開発中であるとサプライズ発表して多いに注目を集めたのだ。

ところがその計画は幻に終わり、トライアンフはまったく異なるアプローチでの小・中排気量マーケットへの進出を画策する。その結果生まれたのが、このスピード400だ。スタイルは幻のデイトナ250とまったく異なるクラシックなネイキッド。“ザ・モーターサイクル”といった風情を醸しだす丸目ヘッドランプや、丸みを帯びたフォルム、バーハンドルにバーエンドマウントのミラーなど、ボンネビル系のトラディショナルないで立ちとなっている。

いっぽうで、フロントサスペンションはφ43mmの倒立フォーク、リアショックはあえてツインショックではなくモノショックとするなど、“走り”に重きを置く装備をまとう。これに応える電子制御系にも、ABSはもちろんのこと、スロットルバイワイヤやトラクションコントロールを装備。モダンなロードスポーツとして、この辺りは抜かりない。...

提供元:webCG

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