頼りになるぜ!
ボルボの新しい電気自動車「EX30」が日本でも話題だが、2024年中には待望の4WDモデルも発売される予定だ。スウェーデン北部の凍った湖の上といういささか特殊な環境下ではあるものの、国内導入を前にその仕上がりを試してきた。
ボルボ史上最速モデル
幹線道路から一歩脇に入ると路面は氷に覆われ、凍りついた河川の上では人々がアイススケートやスノーモービルに興じている。スウェーデン北部の都市ルーレオには、冬はそうした景色が広がっている。
スカンジナビア半島の付け根に位置するこの街でボルボEX30に乗った。EX30はすでに日本でも発売されているし、何を今さらと思われるかもしれないが、まあとにかく乗ってきたのである。ドライブの時間はたっぷりと与えられていたが、それでも飛行機に乗っていた時間のほうが圧倒的に長かったのは間違いない。日本とは1万2000kmほど離れているらしい。
われわれがドライブしたのはEX30の4WDモデル、すなわち「ツインモーター パフォーマンス」というグレードである。日本には2024年内に導入とのことなので、次の冬がやってくる前にひととおりの使い勝手と、氷上性能はどうか、極限の寒冷地での使用感はどんなものかをリポートせねばならない。
EX30ツインモーター パフォーマンスはフロントに最高出力156PS、リアに272PSのモーターを搭載。合わせて428PSものパワーを誇るが、これらが全長4235mmという「フォルクスワーゲン・ゴルフ」クラスのボディーに積まれているところに価値がある。0-100km/h加速のタイムは思わず二度見する3.6秒で、これはボルボ史上最速だという。...