日本の今にちょうどいい
ボルボが新しい電気自動車(BEV)専用プラットフォーム「SEA」を用いてゼロから設計した電動SUV「EX30」が上陸。日本の道路事情にもマッチするコンパクトなサイズとこだわりのスカンジナビアンデザイン、そして後輪駆動が織りなすBEVの印象は?
ボルボ期待の大型新人!?
スウェーデンのプレミアムカーブランドのボルボ、そして、日本のボルボ・カー・ジャパンにとって、ここ数年で最も重要なモデルとなりそうなのが、BEVのEX30。“ボルボ史上最も小さな電気自動車”をうたう期待の大型新人がついに日本に上陸し、試乗できる日がやってきた。
ご存じのとおり、ボルボは2030年までに完全なBEVメーカーになることを目指しており、今のところその方針に変更はない。2023年の世界販売は過去最高の70万8716台を記録し、うちBEVは11万3419台。前年比で70%増加し、販売台数の16%を占めるに至っている。日本では、2023年に1万1376台を販売したうち、BEVは約14%の1589台だった。グローバル、日本市場ともに、この数字は「XC40リチャージ」「C40リチャージ」のみの販売であり、新たに加わるEX30がこの流れをどのくらい加速するかに注目が集まっている。
2023年6月にワールドプレミア、同年8月にジャパンプレミアを果たしたEX30。日本での発売は当初2023年内を予定していた。これは世界的にみても早いタイミングで、日本市場がいかに重要視されているかがわかる。ただ、実際には車両に搭載されるソフトウエアの最終調整に時間がかかったのが原因で世界的に納車が遅れ、ヨーロッパでは2024年1月、日本では2月後半からデリバリーがスタートしている。それでもヨーロッパとの時間差が2カ月弱というスピードはすごい。...