コロナの感染拡大による在宅勤務や生活スタイルの変化により、20〜30代の若い人たちの間で、つみたてNISA口座を開設する動きが急増した。そして、2024年からは新NISAがスタートする。本連載では、新NISAをきっかけに投資や資産形成を始めてみたいという人に向けて、失敗しないためのポイントをわかりやすく解説していく。『新NISAはこの9本から選びなさい』(中野晴啓著、ダイヤモンド社)の内容を基に、一部を抜粋して公開する。「新NISAってなに?」というビギナーの人でも大丈夫。基本的なところからわかりやすく説明するので、ぜひ最後までお付き合いください。
全世界株式インデックス・ファンド
(ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ)
投資対象は先進国株式、日本株式、新興国株式という3つの株式型インデックスファンドで、これにより全世界株式に分散投資するという建付けを実現させています。
債券にも分散投資するバランス型ではなく、ほぼ100%株式を組み入れて運用します。そのため、バランス型に比べると基準価額の値動きは大きくなる傾向があります。
なお、組入資産は国際株式が中心で88%。国内株式とその他が5%ずつで、国際REITが2%です。これらの組み合わせにより、中長期的には、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスの動きに連動した投資成果の獲得を目指します。つまりインデックス型ファンドになります。
設定日は2017年9月で、6年が経過しています。資金の流出入は、2019年までバラツキが見られますが、2020年以降はすべての月において資金が純流入状態になっています。
2023年2月時点の純資産総額は約151億円と、やや小ぶりですが、資金流出が抑えられているので、徐々に増加していくでしょう。