「自分の考えていることが、うまく人に伝えられない」「人とコミュニケーションをとることに、苦手意識がある」と悩む方は多くいます。しかし、その悩みこそ「相手とよい関係を築き、人を動かす」ための第1歩に変えられるのです。『超完璧な伝え方』の著者、4代目バチェラー・黄皓氏による「誰とでもスマートに人間関係を築く」ための簡単なテクニックを紹介します。
プレゼンでは喋りすぎない
プレゼンテーションは「自分たちのよさを伝える場」です。
しかし、その意識が強すぎると「自己満足」という失敗に陥ってしまいます。
具体的に言うと、自分たちが用意してきた資料を読み上げて、発表する時間だと思ってしまうことです。
これは、一番よくありません。喋っているうちに自分でどんどん気持ちよくなって、聞いている相手を置き去りにしているケースが多々あります。
頑張って用意した資料であろうが、相手にとっては「興味のない」情報が少なからず入っているものです。
プレゼンもコミュニケーションの一つと考えましょう。
つまり、ここでも相手の5W1Hを把握することが必須です。
相手に質問させる余白をわざと残す
相手が興味のある情報を事前に把握できていれば一番いいのですが、そうではない場合も多いと思います。
そんな状況を打開するためのテクニックがあります。
相手に突っ込ませる余白、質問させる空間をあえて残しておくのです。
長いプレゼンになればなるほど、聞いている側の注意力は散漫となります。
すると、相手が「聞きたかったこと」もどんどん忘れて抜けていきます。
あなたから伝えることは必要最低限の情報に絞ってください。
3分から5分で簡潔に話すのが理想です。
そのうえで「気になる点はありますか?」と相手に質問を投げかけましょう。
プレゼンのあとの質疑応答を用いてコミュニケーションを取るほうが、実は圧倒的に情報の定着率が高くなります。
なぜなら、相手が気になることだけを丁寧に伝えられるからです。
(黄皓著『超完璧な伝え方』から一部を抜粋・改変したものです)