今、最も注目を集める急成長企業ワークマン。4000億円の空白市場を開拓し、“頑張らない経営”で10期連続最高益。「#ワークマン女子」も大人気。テレビでも大きく特集され続けている。
さらに急成長の仕掛け人・ワークマンの土屋専務白熱の処女作『ワークマン式「しない経営」――4000億円の空白市場を切り拓いた秘密』も増刷を重ねている。
「めちゃめちゃ面白い! 頑張らないワークマンは驚異の脱力系企業だ」(早大・入山章栄教授)
「ワークマンの戦略は世紀の傑作。これほどしびれる戦略はない」(一橋大・楠木建教授)
なぜ、今「しない経営」が最強なのか?
スタープレーヤーを不要とする「100年の競争優位を築く経営」とは何か?
ワークマン急成長の仕掛け人が「ダイヤモンド経営塾」会員だけに語った「最新・限定特別講義」を特別にお届けする。
ワークマンで「すぐやる」を禁止した理由
私が経営で一番まずいと思っているのは、「100日改革」とか「ロケットスタート」とかで、期限を短く区切り、社員を追い込むことです。
「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」がモットーの永守重信氏(日本電産創業者)のようなカリスマ経営者がいる企業はできるかもしれませんが、ワークマンには一人もいません。
スーパースター社員もいません。
卓越した経営者や個人に依存すると、100年も競争優位が続かないからです。
ですから「すぐやる」は禁止です。
じっくり考えてからやる、ゆっくり時間をかけてやる、時間をかけるので必ずやりきると社員が伸びると考えています。
まずは「すぐやる」と言ったことが正しいか、凡人経営者にはわからない。
社員が考えて知恵を集めてから行動してほしい。
大事な仕事ほど期限を気にしないでほしい。
仕事の期限を質より優先しないでもらいたい。
義務ではなく、自分の意欲で質の高い仕事をしてほしい。
大事な仕事は、時間がかかってもいいので、やりきってほしい。
天才経営者の言説を真に受けると、凡人経営者は苦しみます。
日々試行錯誤&軌道修正する私は、「方針を変える能力がある」と勝手に思い込んでいます。
そして、「みんなの意見を集め、その知恵を力に変えられる」のを特技としているのです。
『ワークマン式「しない経営」』では、
◎社員のストレスになることはしない
◎ワークマンらしくないことはしない
◎価値を生まない無駄なことはしない
ことで4000億円の空白市場を切り拓いた秘密を一挙公開しました。
私の初の著書です。気持ちを込めて書き尽くしました。
(本原稿は、『ワークマン式「しない経営」』著者・土屋哲雄氏の特別投稿です)