際立つバランス
「フォルクスワーゲンTロック」のマイナーチェンジに合わせて、4WDのフラッグシップモデル「TロックR」が上陸。これまでFWDのみの導入であった日本のラインナップにおいて、待望にして期待のハイパフォーマンス4WDは、いかなる走りを見せるのか。
待望のハイパフォーマンスモデル
ついにというか、ようやくというか、フォルクスワーゲンのTロックに、スポーツモデルのTロックRが追加された。クロスオーバーSUVとして世界的に人気のTロックが日本に上陸したのは2020年7月のことで、デビュー当初は2リッター直4直噴ディーゼルターボを搭載する「TロックTDI」のみの設定。翌年5月には1.5リッター直4直噴ガソリンターボが追加されているが、いずれも前輪駆動仕様だった。
これに対して、ヨーロッパには「4MOTION」と呼ばれる4WD仕様や、パワフルな2リッター直4直噴ガソリンターボと4MOTIONを組み合わせたTロックR、さらにはソフトトップを備えた「Tロック カブリオレ」などさまざまなモデルが用意されており、とくにスポーツモデルのTロックRは、日本上陸が待ち望まれていたのだ。
そんな注目のモデルが、Tロックのマイナーチェンジを機に日本のラインナップに加わった。フォルクスワーゲンのスポーツモデルといえば、かつては「GTI」というイメージが強かったが、「ゴルフR32」が起源といわれる「Rモデル」が登場したことで、より速いRモデルにその人気はシフトしつつある。
現在、GTIは「ゴルフ」と「ポロ」、そして「up!」(日本での販売は終了)に設定されているのに対して、Rモデルはゴルフ、「ゴルフヴァリアント」、「ティグアン」、Tロック、「アルテオン/アルテオン シューティングブレーク」(日本未導入)とラインナップが拡大傾向にあることからも、その人気のほどがうかがえるだろう。...