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トレイルランニングで真剣勝負をする父と小学生の娘、勝敗の行方に「父が悔しくて嬉しい瞬間」「最高の親孝行」
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追いつき、追い越していく姿にうれしさも…トレイルランニングで12歳の娘に完敗した父
「3年前の2023年3月です。最初は一緒に山を楽しむことが目的でしたが、娘がどんどん力をつけていき、少し前から練習で競い合えるようになっていました。今年に入ってからは、本気で勝負できるレベルまで成長し、親としてはうれしい反面、『もうこんなに速くなったのか』と驚かされる毎日です」
「正直、とても悔しかったです(笑)。まだ負けるとは思っていなかったので、娘の成長スピードのすごさを改めて実感した日になりました。ただ、それ以上にうれしさもありました。親が長い時間をかけて積み重ねてきたことに、子どもが追いつき、追い越していく姿を見ることができるのは、とても幸せだと思います。これからもトレイルランニングを好きでいてくれて、楽しみながら続けてくれたらうれしいです!」
「トレイルランニングの魅力は、親子が同じステージで苦しさや達成感を共有できることだと思います。特に子どもは歩幅も小さく、大人と同じ距離や標高差に挑戦するだけでも大変です。その姿を見ると、自然と親が子どもをリスペクトするようになります」
「一緒に山へ行くことで会話も増えました。苦しい場面では励まし合い、時にはぐずることもありますが、そんなときも怒るのではなく、成長の過程として受け止められるようになりました。苦しい登りを乗り越え、山頂や絶景にたどり着くと、『やり切ってよかった』という大きな達成感が生まれます。心身ともに鍛えられ、親子の絆も深まる。本当に素晴らしいスポーツだと感じています」
「娘を肩車してゴールすることが夢だった」170キロレースを完走して夢を叶えた父
「家族みんなが『パパは絶対にゴールする』と信じてくれていました。だからこそ、自分自身も『意識を失うか、動けなくなるような大きなケガでもしない限り絶対に止まらない』と決めていました。苦しい時間は何度もありましたが、その度に一歩ずつゴールへ向かうことだけを考えて進み続けました」
「『Mt.FUJI 100』で娘を肩車してゴールすることが、ずっと私の夢だったからです。家族の支えがなければ完走できなかったレースだったので、最後は娘と一緒にゴールしたいという思いがありました。次の夢は、長女(高校1年生)を肩車して『ウルトラトレイル・デュ・モンブラン』をゴールすることです!」
「心の底からホッとしました! 長く苦しい旅がようやく終わったという安心感と、家族の顔を見られた喜びで胸がいっぱいになりました」
「前向きに・勉強熱心に・謙虚に」仲間たちと楽しく挑戦できる環境があったことに感謝
「以前よりも我慢強くなり、自分に厳しく向き合えるようになったと感じています。また、普段からたくさんの方々に応援していただいていることもあり、人への感謝の気持ちや思いやりも育ってきました。競技の結果だけではなく、人として成長している姿を見るとうれしくなります」
「娘はとても真面目で、何事にも準備をしっかりして臨みたいタイプです。特に大会前になると、1週間ほど前から表情や雰囲気が変わります(笑)。それだけ真剣に向き合っている証拠だと思いますし、その姿勢は親としても尊敬しています」
「私自身、『前向きに・勉強熱心に・謙虚に』を大切にしています。娘がここまで成長できたのも、家族だけの力ではなく、多くの方々に応援していただき、仲間たちと楽しく挑戦できる環境があったからだと思っています」
「レースやトレイルランニングが終わった後に、娘から『パパ、ありがとう』と言ってもらえるときです。子どもとの生活を通じて改めて感じるのは、『自然の中で生きることの素晴らしさ』です。子どもの遊びが制限されることも多い時代ですが、山には心も体も成長できる学びがあります。自然の厳しさや楽しさ、ルールや危険について伝えられるのは、自然の中で育ってきた自分だからこそできることだと思っています。これからも自然をリスペクトし、人への感謝を忘れず、山を楽しみながら、弱い自分に打ち勝って成長していってほしいですね。もちろん、それは娘だけでなく私自身も同じです」