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ギリシャヨーグルトが餃子のタレに? 顆粒出汁とヨーグルトを混ぜる「万能中華クリーム」
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食事系のボウルにも…糖質をあまり摂りたくない人の主食としても成立
「水切りしたヨーグルトをボウルの真ん中に入れて、フルーツを盛り付ける…というケースは従来からありました。特にギリシャヨーグルトはフルーツだけでなく、たとえばサーモンとバジルを添えてお食事系のボウルにもできます。そうすると、糖質を制限されていらっしゃる方々の主食としても成立します。ギリシャヨーグルトはたんぱく質があって腹持ちも良いので、そういう食べ方ができるのも強みかなと思います。
料理に使う際にも、従来のヨーグルトはトロトロして酸味があったので、ちょっと使い慣れない人も多かったのかなと思います。でも、ギリシャヨーグルトはある程度硬さがあってクリームチーズに近いので、今まで使っていたクリームチーズをこれに置き換えてみようとか、そんな風にイメージが湧きやすくなったのかなと思います」
ヨーグルトの一般的な容器には、大容量(400g〜)、中容量(280g前後)、個食タイプ(1個あたり80〜120g前後)などがあるが、『パルテノ』では近年中容量サイズが売れているというデータもある。
「パルテノは、頑張ったご褒美に食べる”特別なデザート”というイメージがありましたが、中容量が売れていると知って『みんな、料理に使うんだな』と認識しました。たとえば朝ご飯を作る時間がなくても、中容量の半分ぐらいを掬って何かをトッピングして食べたら腹持ちも栄養バランスも良いし、すごく楽ですよね。小分けサイズは1回めくったら終わりだけど、中容量は蓋があるのでスプーン一杯分でも使えるし、全部使ってもいい。調整が効く点がありがたいと思います」
餃子の付けダレ、坦々麺に乗せる、野菜スティックのソースとしても使える
「レシピ開発の仕事の一環として、ヨーグルトの食べ方をいろいろ調べていたのですが、海外ではハーブやスパイスなどがよく出てくるんですね。でも一般的な日本家庭にはなかなかありません。もうちょっと日本人の食卓に馴染んで、想像つきやすいものがいいなと考えた時に、『顆粒出汁って、どの家庭にもあるな』と思ったんです。その時、鶏ガラスープの顆粒出汁があったので、ヨーグルトと混ぜてみたら、ちょっとしょっぱいタレみたいな味になって美味しいなと。そこに練りゴマやラー油を足したり、いろいろアレンジしていたら『これは中華だ!』となりました。餃子の付けダレにしてもいいし、坦々麺に乗せてもいいし、野菜スティックのソースにしてもいけます。そもそも中華って、あまりヨーグルトを使わないジャンルの食事だと思うので、そこに食い込めたらラッキーだなと思いました」
こうしたヨーグルトレシピを発信する際には、何よりも実用性を重視しているという向井さん。
「この万能クリームも、ヨーグルトのカップの中に鶏ガラスープの顆粒や練りゴマを入れて混ぜたら出来上がり。スプーンしか使っていなくて、洗い物が出ないんですよ。本当に忙しい人でもできるようなレシピを作りたいと思って考えました。今『ヨーグルトレシピ』で検索すると、チーズケーキなどがたくさん出てきますが、それだけじゃもったいないですよね。皆さんにもいろんなアレンジを楽しんでほしいと思います」
PROFILE 向井智香
SNSで毎日レビューを発信するヨーグルトマニア。 日本各地を巡って地域ごとの酪農・乳業の歴史や産業的価値を学び、幅広い意味での“ヨーグルトの魅力”を伝え広める。 2022年 『ヨーグルトの本』上梓、2023年 一般社団法人ヨグネット設立 代表理事