ドラマ&映画 カテゴリ
(更新: ORICON NEWS

TBS『ファンサタ』 冬のTVerコンテンツ特集!

2000年代を代表するTBS名作ドラマ特集

 今週の「ファンサタ」は、TBSドラマ『オレンジデイズ』と『世界の中心で、愛をさけぶ』の2本をご紹介。2000年代を代表するTBSの名作ドラマだが、実はこの2作、どちらも2004年に放送されたもの。どちらも今とは時代背景の少し異なる、甘酸っぱく、もどかしい学生時代を描いており、ノスタルジックな恋愛模様を垣間見ることができる。

平凡な男性と聴覚を失った女性のラブストーリーを描いた青春ドラマ『オレンジデイズ』

(C)TBS

(C)TBS

 『オレンジデイズ』は、2004年4月11日から6月20日まで、TBS系列「日曜劇場」枠で放送されていた日本のテレビドラマだ。北川悦吏子脚本、大学4年生・結城櫂(妻夫木聡)と聴覚を失った萩尾沙絵(柴咲コウ)のラブストーリーで、共演は成宮寛貴(平宮博重)、白石美帆、瑛太(永山瑛太)、小西真奈美、上野樹里ほか。

オレンジデイズ

ここが見どころ!

オレンジデイズ

〇優しく誠実な櫂と、臆病で天邪鬼な沙絵の”普通の”ラブストーリー
ごく普通の大学生・櫂が主人公。ヒロインの沙絵は、将来を期待されたバイオリニストだったが、病気で聴覚を失ったことで、心を閉ざしてしまっている。ケンカやすれ違いを重ねながらも、櫂の優しさや誠実さが、孤独だった沙絵の心を徐々に開いていく。

〇青春の象徴ともいえる「オレンジの会」
ラブストーリーだけではなく、友情も見どころ。「ああいう青春を送りたい!」と憧れる要素がギュッと凝縮されており、当時の視聴者の興味をそそった。サークル「オレンジの会」メンバーは櫂と沙絵のほかに、翔平(成宮寛貴)、茜(白石美帆)、啓太(瑛太)がおり、大学4年生という”学生でありながらも大人でもある”絶妙な時期を描く。相手を思うからこそ本音でぶつかるシーンが胸を締め付ける。

〇デジタルが普及しつつある中で大切にする、仲間たちの”ノート”
サークルの部室には『オレンジの会』のメンバー5人のあいだでの連絡事項や、自分の心のうちを書いたりするノートが置いてある。現代同様、インターネットやメール、携帯電話が普及しているが、みんなで使用する落書き帳のような存在にしたいという思いを込めて、啓太が提案したものだ。こうしてオレンジノートを共有する仲間=「オレンジの会」が結成された。
【出演】妻夫木聡 | 柴咲コウ | 成宮寛貴(平宮博重)| 白石美帆 | 瑛太(永山瑛太) | 小西真奈美 | 山田優 | 上野樹里ほか

<放送:2004年4月11日〜6月20日>

オレンジデイズ

最愛の人を失ったことで心を閉ざした青年の過去を振り返る『世界の中心で、愛をさけぶ』

世界の中心で、愛をさけぶ

(C)TBS (C)片山恭一・小学館

 片山恭一のベストセラー小説を基に、オリジナルストーリーでドラマ化。同年公開の映画も大ヒットし“セカチュー”ブームを巻き起こした。同じクラスになった中学生の朔太郎と亜紀は、互いに恋に落ちていく。しかし亜紀は白血病にかかり、日ごとに衰弱していき、亡くなってしまうというストーリー。最愛の恋人を亡くして以来17年間心を閉ざし続けた主人公・朔太郎が、彼女の思い出と向き合い、未来へ踏み出すまでを描く。

ここが見どころ!

〇人間の”生きる意味”をテーマに携えたストーリー
「生きる」こと、そして「死ぬ」ことを真正面から描いた作品。山田孝之と綾瀬はるかの瑞々しい演技はもちろんのこと、17年間ずっと亜紀を思い続けた朔太郎の真意が徐々に明らかになるストーリー展開から目が離せない。

〇”セカチュー”ブームを巻き起こした名言「たすけてください…」

朔太郎は、入院中の亜紀が行けなかった修学旅行先のオーストラリアに彼女と一緒に行くため、危険を冒して病院から連れ出し、豪雨の中空港に向かう。しかし亜紀は待合室で倒れ込んでしまった。無力を感じた朔太郎の悲痛な叫び「たすけてください…」は、当時誰もが知る名言となった。

〇俳優・綾瀬はるかの出世作、体当たりの役作りが話題
2001年に俳優デビューした綾瀬はるかの飛躍的な活躍の一端を担った作品としても有名な本作。作中で白血病に冒されたヒロインを演じるために剃髪を行った。他にも作中の描写に合わせるために体重を増減させるなど、体当たりの役作りをして話題となった。
【出演】山田孝之 | 綾瀬はるか | 三浦友和 | 桜井幸子 | 手塚理美 | 松下由樹 | 仲代達矢ほか

<放送:2004年7月2日〜9月10日>

今週の”ファンサタ” もうひとつの注目作品

「謎解き・旅気分」を味わえる!日本各地を舞台にした旅情ミステリー『内田康夫サスペンス 浅見光彦シリーズ』

 日本全国を舞台にした浅見光彦シリーズが今週も「TBSファンサタ」に登場!今週は第5弾〜第7弾の『城崎殺人事件』『小樽殺人事件』『風葬の城』を配信し、推理作品ファンのみならず、旅好きの心もくすぐる。

浅見光彦シリーズとは?

 本職はルポライターながら、素人探偵として数々の事件を解決していく浅見光彦。本シリーズでは、彼が訪れる地方都市や観光地が物語の舞台となり、美しい風景描写やその土地ならではの文化・風習が巧みに描かれている。まるで旅をしているような気分で物語に没入できるのが、この作品の大きな魅力。初代・浅見光彦を演じる辰巳琢郎(※「琢」=「豕」に点がつく)。当時、初主演ドラマとしても注目のシリーズである。
内田康夫サスペンス 浅見光彦シリーズ5 城崎殺人事件
  • 浅見光彦

    (c)テレパック/TBS (c)内田康夫

内田康夫原作・浅見光彦シリーズ第5弾。今回は兵庫県の城崎温泉が舞台。土蜘蛛伝説の取材と母の旅行を兼ねて城崎を訪れた光彦は、3人の怪死事件に興味を持つ。
内田康夫サスペンス 浅見光彦シリーズ6 小樽殺人事件
  • 浅見光彦

    (c)テレパック/TBS (c)内田康夫

内田康夫原作・浅見光彦シリーズ第6弾。美しい黒揚羽蝶の秘密に隠された不吉な伝説が今に甦る。悲しい愛の世界が連続殺人事件を引き起こす…。
内田康夫サスペンス 浅見光彦シリーズ7 風葬の城
  • 浅見光彦

    (c)テレパック/TBS (c)内田康夫

内田康夫原作・浅見光彦シリーズ第7弾。今回の舞台は白虎隊の故郷・会津。白虎隊の親子の絆同様に、ある親子の絆が悲しい殺人事件を引き起こす。

今週の”ファンサタ”

ヒロシのぼっちキャンプ

【出演】ヒロシ

 YouTubeでキャンプ動画が大人気となっている芸人ヒロシが各地のキャンプ場へ。どこまでも自由な “ぼっちキャンプ” の魅力を紹介する。

吉田類の酒場放浪記

【出演】吉田類

 酒場という「聖地」へ、酒を求めて、肴を求めて、さまよう…。酒場詩人・吉田類が、東京や全国各地のおいしい酒とさかなを求めて居酒屋を飲み歩く人気番組。

町中華で飲ろうぜ

【出演】玉袋筋太郎 | 樋口日奈 | 清田みくり

 どの町にもある、メシがあり、ツマミもあり、酒も飲める、昭和な町中華…。
そんな一人でも大勢でも気楽な店「各町の中華料理店」に、町飲み大好きな玉袋筋太郎がブラリと訪れるメシ&飲み&おしゃべり番組。

TBS ファンサタ

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索