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【整形美女】「整形して美容整形外科医になれてよかった」15回施術を重ねた女性が“手術される側”から“施す側”になった理由

 美容整形外科医であり、自身も現在までに15回の施術をしてきたという富田さくらさん(@dr_sakuratomita)。自身の整形体験談をはじめ、さまざまな美容整形に関する情報をInstagramで日々配信し続けている。整形をしたことで、やりたいことに挑戦できるようになったという富田さんに、見た目を変えたいと思ったきっかけや医師として伝えたいことなどについて話を聞いた。

偏差値40から医大合格、コンプレックスにも“行動あるのみ”「自信につながった」

――そもそも整形を強く意識するようになったきっかけは何だったのですか?

富田さくら中学生くらいの頃から自分の顔を鏡でよく見るようになって生まれつき重い一重まぶたがコンプレックスに感じ始めたのですが、そのときはまだ「整形したいなぁ」とぼんやりと思う程度でした。強く意識するようになったきっかけは、大学受験に合格したこと。それが自信につながったからなんです。

――意外な理由ですね。

富田さくら理系科目、数学や生物、化学とかがすごく苦手で、最初は偏差値も40とかで、それでもどうしても医者になりたかったので諦めずにずっと勉強をしていました。塾の先生にも「これじゃ無理だよ」と言われていて、最後の模試でもE判定を出してしまって、それでも泣きながら勉強をしてなんとか合格できたんです。

――それはすごい!

富田さくら「努力をすれば無理と言われていることでもできる場合がある」と実感した瞬間でした。そのときに「自分の見た目をコンプレックスに感じていたけど、何か努力したかな」とふと思って。何も行動をしていないことに気づいて、整形することを決意しました。

――最初の整形をしたときのご両親の反応は?

富田さくら親には整形を反対されていました。でも、でも二重手術をしたことで、私が明るくなっていくのを見てうれしそうにしてくれていました。父親は恥ずかしがり屋なので「どこが変わったのかわからない」と言っていましたが、それはそれで愛だなって感じました。私がどういう見た目でも娘として受け入れてくれているんだなって。

――友人はどんな反応でしたか?

富田さくら友達には言わないでやりましたし、そのとき付き合っていた彼氏にも秘密でやりました(笑)。でも、整形したことに後ろ指をさすような人は周りには意外といなくて、「すごく良くなった」とか「そっちのほうがかわいい」とか、ポジティブな反応のほうが多かったです。それは自分でもちょっと予想外でしたね。

本命になれなかった整形前の恋愛 「私ももっと大事にされてもいいんじゃないか」と思えるように

――整形をして良かったと感じるのはどんなときですか?

富田さくら一番は美容外科医になれたことかなって思います。美容の世界は綺麗な人が多いというイメージがあって、昔の顔のままだったら、「自分なんかじゃ美容外科医にはなれない」って思っていたので。自分の顔にある程度の自信が持てるようになったことで、自分のやりたいことをやってみようと素直に行動できるようになりましたね。

――逆に、整形をしてつらかったことは?

富田さくら全身麻酔を伴う結構大きい手術をして、痛みで夜中に何度も目覚めてひとりで泣いたことがありました。誰にも言わずに整形をしていたのでつらさを誰にも吐き出せず、その後のダウンタイムも腫れている顔を隠さなきゃいけないストレスもあったので、その孤独感はしんどかったです。

――整形をしたことで、ご自身の恋愛観や人生観にどのような変化がありましたか?

富田さくら好きな人が自分のことを気に入ってくれるわけがないと思っていましたし、2番手でもいいって男性にお願いしたこともあったんですけど、整形をして自信がついてからは、「私ももっと大事にされてもいいんじゃないか」と思えるようになりました。それが一番変わったところですね。自分のことを大事にしてくれる人とお付き合いをしたいと感じ、対等に接してくれる人と付き合えるようになりました。

――では、人生観は?

富田さくら自分に自信がついたことで、積極的に色んなことに挑戦できるようになりました。やりたいけど私には無理だろうなと諦めていたことがたくさんあったんですけど、それを「私でもやってもいいかもしれない」と思えるようになって、そこからチャンスもいっぱい広がっていきました。

自分の考えが確立していない未成年の手術に警鐘「ちゃんと考えた上で、本当に必要なときにやるべき」

――そもども整形体験がある美容整形外科医というのは、かなり異色な印象ですが、美容整形外科医を志したきっかけは何だったのでしょうか。

富田さくら大学生の時に初めて二重整形を受けたことが一番のきっかけでした。長年のコンプレックスが15分ほどの施術であっさりと解決してしまい、こんなに素晴らしい方法があるんだ!と感動したんです。それからは、美容外科医になって、自分と同じように見た目で悩んでいる人の力になりたいと思うようになりました。

――そこからなぜ美容整形外科医を目指すようになったのですか?

富田さくら最初は美容外科医になりたいとは、特には思っていませんでした。大学に入学して、自分で整形の経験をして、美容外科医を身近に感じるようになっていきました。
――医者の立場として、整形を希望する患者さんには、どのような想いで来られる方が多いですか?

富田さくら最近はもうすごく時代が変わってきていて、まつエクとか美容院とかに行くようなメイク感覚で来ている方も多くなってきています。長年のコンプレックスで悩んでいてみたいな人より、もっとカジュアルな人が多い気がします。カジュアルすぎて、医者の立場からすると「大丈夫?」って思ってしまうときもたまにあります。

――印象的だった患者さんとのエピソードがあったら教えてください。

富田さくらお母さんとお姉ちゃんと一緒に来た女の子がいて、私がその子に二重整形の説明やシミュレーションをしていたら、「それ、すごくいい」って言ってお姉ちゃんもやることになって…。さらに、「ちなみに、私もできますか?」ってお母さんも言いだして、結局3人とも二重整形をしたっていうことがありました。

――美容整形外科医としてやりがいを感じられる瞬間は?

富田さくら整形の手術をしたら、1週間後とか1ヵ月後とかに経過を見ていくのですが、その経過観察中に患者さんの表情がどんどん明るくなって、服装も変わっていくのを見ると、「この手術をきっかけに人生が変わっていっているのかも」と思えるので、そういうときにはすごくやりがいを感じます。

――最近、親が小学校低学年の娘に整形手術を受けさせたことが話題になりました。こうした未成年の整形についてはどのように考えますか?

富田さくら本人の気持ちが一番大事だと思いますが、未成年であまりにも若すぎると、まだ自分の考えが確立していない面もあるので、それは心配です。あと、手術なのでそれなりに体の組織に負担はかかります。例えば二重手術だったら、まぶたの瞼板(けんばん)という軟骨が、糸で止めることによって変形してしまいます。なので、カジュアルな感覚になりすぎずに、一回一回しっかりと考えてほしい。私は容姿に関しては、一般的に美しいかどうかよりも、本人の気に入るものであるかどうかが1番大切だと思っています。本当にこの先生でいいのか、本当にこの形でいいのか、ちゃんと考えたうえで本当に必要なときにやるべきだなと思います。

――医師の立場から、外見や整形で悩んでいる人に対して、伝えたいことは何でしょうか?

富田さくら外見に関しては、自分が納得できていることが一番大事だと思います。例えば、昔の私と同じように、見た目のことで自信が失われてやりたいことに挑戦できないという方がいたら、美容整形はコンプレックスを解決する方法の一つではあります。

 個人としては、自分が体験することで、お客様の気持ちをもっとわかるようになりたいと感じているので、全力で施術に取り組んでいきたいです。「私もやったことありますよ」と言うと、皆さんすごく安心してくださるので、そういう施術を増やしていきたいなと思っています。

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