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ORICON NEWS
【美ボディ大会】「男性から尊敬の眼差しも…」骨折をきっかけに肉体改造した中国人大学院生「自慢は脚のライン」
骨折したことをきっかけにトレーニングを開始、スタイルを褒められることが増えた
常心睿さん 4年前に足を骨折して手術をしたのですが、そのときに健康の大切さに気づいてスポーツジムに通うようになりました。昨年4月からジム受付のアルバイトを始めて、お客さまのトレーニングをしている姿に元気をもらうようになりました。そうしたなか、自分自身のトレーニングの成果を上げて、それをお客さまに還元したいと思うようになって、コンテスト出場を目指しました。
――ステージに立つことへの恥ずかしさなど、コンテスト出場にためらいはありましたか?
常心睿さん 怪我をしていた頃は、人前に立つことも、ステージで身体を見せることも恥ずかしくて考えられなかったです。でも、トレーニングで筋肉をつけていくうちに、自分のスタイルに自信が持てるようになりました。なによりも応援してくれている人たちに、がんばっている姿を届けたかったです。あと、コンテストで努力の成果を確かめたいというのもありました。
――どのように身体が変わりましたか?
常心睿さん もともと上半身が鍛えられていなかったので、上半身のVシェイプを作る肩と背中のトレーニングをメインにやってきました。そのおかげで姿勢が良くなったのと、もともと華奢だった上半身に厚みがつきました。いろいろなタイプの服を着られるようになって、「洋服が似合うね」と言ってもらえることが増えて嬉しいです。
――周囲の反応はいかがです
常心睿さん 女性の友人からスタイルを褒められることは多くなりました。それに、男性からはトレーニングで鍛えていることを「尊敬する」って言われます。
ビキニを着られるように、もっとお腹を絞ってくびれを作りたい
常心睿さん 本格的にボディメイクを始めて、筋肉を落とさない状態で2ヵ月で2キロ体重を減らしました。なので空腹状態が長く続いています(笑)。中国人の友人から中国のお菓子をいろいろもらっていたのですが、全然食べられなくて、大会が終わったらすぐに食べます(笑)。
――今の自慢のボディパーツは?
常心睿さん 脚のラインです。もともと脚が長いと言われているので、そこをしっかりアピールしたいです。コンプレックスは、背中です。大学の授業があるとずっと座った状態でいるので、背中が硬くなってしまいます。体の柔軟性たとても大切なので、硬固さを克服したいです。
――ボディメイクを始めてから、よかったことはありますか?
常心睿さん 周りの人たちから温かい励ましの言葉をたくさんもらいました。自分に自信がないときは、落ち込んだりすることもあるけれど、いつも前に進む勇気をもらいました。コンテストで勝つことだけが目標ではありません。出場するまでの努力が大事だと思っています。それを結果につなげられるのが一番いいんですけど(笑)。
――どういうときに落ち込みましたか?
常心睿さん 公式セミナーに3回出ましたが、まわりの選手たちとの差を肌で感じたときですね。皆すばらしいスタイルで、しっかり準備が整っていて。他人と比較して自信をなくし、落ち込んだりしていました。その時も友人に励まされました。
――ボディメイクが大学院の勉強に役立っていることはありますか?
常心睿さん 経営学専攻ですが、ボディメイクから関連して最先端のフィットネスビジネスを勉強しています。海外にはフィットネス関係のサブスクリプションビジネスもたくさんあるので、それにアイデアを得て研究に役立てています。将来自分で起業する機会があれば、ボディメイクで得た知識と経験が役に立つと思っています。
――ボディメイクが自身にとってプラスになっていることは?
常心睿さん トレーニングが日常から切り離せなくなっていて、今ではライフスタイルの中心です。どんなに忙しくても、必ず1日のスケジュールに入れます。そうすることで集中力も上がるし、1日を元気に過ごすエネルギーになっています。もともと人前に立つことが苦手だったのですが、トレーニングをすることで自信がついて、新しいことに挑戦する勇気が身につきました。
――これからもずっと続けていきますか?
常心睿さん 次は、ビキニモデル部門を目指してトレーニングをがんばっていきたいです。そのためにもっと減量してお腹を絞って、女性らしいくびれを出せるように鍛えたいです。
(文/武井保之)