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海外からも注目 ブックカバーが人気の”街の本屋”、コロナ禍を勝機に「書籍も捨てたものじゃない」

 大阪・鶴見にある街の本屋さん「正和堂書店」。家族経営の個人書店でありながら、8.5万人ものInstagramのフォロワー数を誇る。注目のきっかけの一つが、アイスキャンディーやクリームソーダなどの形をした店オリジナルのブックカバーとしおりのプレゼント企画だ。ユニークなデザインに「アイデアがすごい」「最高にかわいい」とコロナ以前は日本全国、ときには海外からもファンが訪れたという。「正和堂書店」のSNS・広報を担当する店主の孫・小西さんに、キャンペーンを始めたきっかけやコロナ禍での書店の様子について話を聞いた。

ブックカバーは自分でデザイン、SNS上のファンを来店に結び付ける企画として考案

――大好評のブックカバー・しおりプレゼント企画です。始めたきっかけは?

小西さん「色々な本を知ってほしい」という思いから、2017年3月より毎日SNSでおすすめの本を紹介し始めました。半年くらいやって人気は出てきたものの、来店には結びついていなくて、来店の動機付けで何かできないかなと思って作り始めたのがきっかけです。

――キャンペーンの効果で実感されたことは?

小西さんコロナ以前のことになりますが、北は北海道、南は沖縄まで、一番遠方だとバリ島からわざわざブックカバー目的に多数の方々が来店してくださりました。

――Instagramのフォロワーが増えたのも、このキャンペーンがきっかけなのでしょうか?

小西さんフォロワー増に関しては、メディアに取り上げていただいて一時的に増加することはありますが、どちらかというと日々の書籍の紹介で少しずつ増えていっているというのが中心です。

――ブックカバーはどなたがデザインしていますか?

小西さん基本的には僕が制作しています。一部、ロゴなどを知り合いのデザイナーに部分的に作ってもらってもいます。

――デザインの勉強をされていたご経験が?

小西さんデザイナーというわけではありませんが、もともと美大出身です。現在は、クリエイティブ系の職種に就いていて、週末など空いている時間に正和堂書店のサポートに入っています。

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