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指原Pはお母さん!? ≠ME、2年間全員皆勤賞でメジャーへ「これからも12人でひとつ」

長文LINEに3倍の返信も 先輩=LOVEの支えにも感謝

――お母さんであり、先生であり、人生の先輩でもある……ということですね(笑)。先輩グループ=LOVEのみなさんとは交流はあるのでしょうか?

冨田合同コンサートやお話し会、握手会でも一緒に行動することが多いので、よくお話しや相談をさせていただいています。高松瞳さんが私に「“自分はこうじゃないといけない”って思わなくていいんだよ」と言ってくださったことは、自分らしくグループに立っていたらいいんだなと気づくきっかけになりました。他のメンバーもみんな、=LOVEのみなさんに助けられていると思います。

蟹沢=LOVEさんとは合同コンサートで2回(2019年8月、2020年10月)ご一緒させていただいたんですが、私たちは経験が浅くてご迷惑をおかけすることもたくさんあったんです。私は2回目の合同コンサートの3ヶ月前にリーダーになって、その頃は「≠MEのことをまとめられるようにならなきゃな」と思い悩みながら練習期間を過ごしていたんですけど、そんなときに=LOVEリーダーの山本杏奈さんが話を聞いてくださって、本当に助けていただきました。
尾木私は野口衣織さんと仲良くさせていただいていて、自分の思っていることや悩みを聞いていただくことが多いです。悩んで、考えても答えが出ないことを相談したときに、「私もそういう時期があって悩んでいたけど、こういうことをやってみた」とか「時が経って変われたよ」と経験をもとにしたアドバイスをいただいて、すごくありがたかったです。話を聞いていただくだけでも心が軽くなるし、「わかる」と言ってくださると「私だけじゃないんだな」って思えます。

谷崎私は≠MEに入る前から大谷映美里さんにすごく憧れていたんですが、お仕事でご一緒させていただくようになってからも「すごいな」と尊敬することばかりで。みりにゃ(大谷)さんが写真集を発売されることが決まったタイミングで、私が結構な長文をLINEで送ったときには、私の3倍くらいの長さの返信を送ってくださって! その優しさや経験に基づいた的確なアドバイスをくださったことに、すごく心が救われました。
――先輩方も心強い存在なんですね。そして、4月7日にメジャーデビュー作品となるミニアルバム『超特急 ≠ME行き』がいよいよ発売されますが、お気に入りの曲を教えてください。

谷崎「秘密インシデント」は男性目線の恋愛の曲なんですけど、共感できる歌詞が多くて、「♪きっとストーリー見るの早すぎる 既読も早すぎるとダメらしいし...」というフレーズは学生のみなさんにすごく響くんじゃないかなって思います。このMVはぜひたくさん考察して、解釈を広げてほしいです。

尾木本田珠由記ちゃんがセンターの「てゆーか、みるてんって何?」は、今まで私たちが経験したことのないテンポですごく楽しい曲です。レコーディングではガヤを入れたり、新しいタイプの曲に挑戦できて、自分の新たな一面に気づくことができました。これからライブでみなさんと楽しみたい曲です。
冨田全部いい曲なんですけど……私、「空白の花」というソロ曲をいただいていて(2020年7月に配信リリース/初CD化)。これまで恋愛に無縁だったということもあって、歌詞の気持ちを理解するのが難しくて、いろんなスタッフさんに聞いて回ったんです(笑)。指原さんにも聞いて、みなさんと一緒に気持ちや色を作っていきました。失恋したり、思いが届かなかったときには、この曲がきっとみなさんに寄り添ってくれるんじゃないかなって思うので、たくさん聴いてほしいです。
――この曲の裏側にはそんなリサーチがあったんですね。

冨田本当にいろんな方を困らせました(笑)。

蟹沢まだタイトルが発表されていない「新曲A」(初回限定盤のみ収録)は、何かに向かってひたすら頑張っているすべての人に聞いていただきたい楽曲です。自分自身と闘う一生懸命な人がかけてもらいたい言葉が全部詰まっているというか、この曲と出会うか出会わないかで、その頑張っているものと向き合い方も変わるんじゃないかとも思うんです。私のこれからのアイドル人生でも、その先の人生でも、何度もこの曲に救われると思うので、ひとりでも多くの方に届けられたらいいなと思っています。

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