ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

花村想太、止まらない“マーベル”語り キャプテン・アメリカのバイクに乗り、アイアンマンに憧れる

「MARVEL男子会」が楽しかった! 中川大志、小野賢章と語り合う

――痛快なアクションやエンターテインメントの楽しさもさることながら、壮大なスケールの人間物語もマーベルの魅力だと思いますが、マーベル作品に影響を受けたり、救われたりというエピソードはありますか?
花村想太たくさんあるのですが、印象に残っているのは『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』で、“正義”って人の立場で大きく変わるんだなと思ったことです。1つのボタンの掛け違いで大きく変わってしまう。マーベル作品はそうせざるを得なかった人生まで描いてくれるので、友達との関係性も深く考えさせられました。身を挺して間違いを正し、落ちるところまで落ちないように守るのも友達であり、正義である。自分の人生の中で、マーベル作品が大きな存在であることは間違いないですね。

Da-iCE(左から)岩岡徹、花村想太、和田颯、大野雄大、工藤大輝

Da-iCE(左から)岩岡徹、花村想太、和田颯、大野雄大、工藤大輝

――グループでの活動に影響を与えることもありますか?
花村想太『アベンジャーズ』などはチームワークが大切で、僕らのグループも団体活動なので、共感するところもありますし、少なからず影響を受けているような気がします。一人が突っ走ってもチームワークがよくないとうまくいかない。かといって個々の力が弱いと歯が立たない。僕らも一緒で、チームとしてのバランスを考えることはとても大切で、グループでいるときの自分と、ソロで活動している自分ではスイッチを切り替えています。

グループでの自分は、協調性や平等感みたいなものを大切にしています。例えば相方の(大野)雄大くんが歌っているときは、自分は一歩下がるとか、控えることの大切さもあると思うんです。でもソロ活動では、どれだけ自分の色を出せるかということに重きを置いています。そういうところはマーベル作品から自然と学んでいるような気がします。

――ちなみに、Da-iCEのメンバーもマーベル作品をご覧になっているのでしょうか?
花村想太もちろん! メンバーとマーベル作品のことを話すこともありますよ。でも、僕のマーベル愛は飛び抜けているので(笑)。芸能界の中でもこれだけ観ている方も少ないと思うんですよね。
以前、『ブラックパンサー』(2018年公開)のMovieNEX発売記念イベント「MARVEL男子会」で俳優の中川大志くんと、声優の小野賢章さんとご一緒したときはマーベルのことを深く語り合うことができて、めちゃくちゃうれしかったんですよね。もっと業界内でもマーベル仲間を増やしていきたいです。

吹替えは「圧倒的に」藤原啓治さんのトニーが大好き

――吹替え版と字幕の両方で観ることもあるとお聞きしました。
花村想太以前は吹替えで観る機会が多かったのですが、いまは字幕版でも観ています。両方の良さがありますよね。字幕で見ると、実際の俳優さんの声が聞こえるわけで、より世界観に引き込まれるという良さがあります。
一方で吹替え版は、キャラクターに対してなんとも言えない親近感がわくんですよね。字幕だとどうしても文字を追ってしまって、細かい表情や動きをほんの少し見逃してしまうこともあるんですが、吹替え版だとちょっとした小ネタとかにも気づくこともできます。

――吹替え版で好きな声優さんはいらっしゃいますか?
花村想太もう圧倒的にトニー・スタークの声を担当していた藤原啓治さん(2020年4月逝去)です。かっこよさのなかに切なさがにじみ出ているし、『クレヨンしんちゃん』のお父さんの声も担当されていたように、コミカルな感じもあって。字幕版のクールなトニーと、吹替え版のコミカルだけどかっこいいトニーの印象のギャップが楽しめました。藤原さんのトニーが大好きです。

下段中央が藤原さん

――感情移入できるキャラクターと、圧倒的な映像美。さらには音楽もマーベル作品の魅力だと感じますが、曲作りの面でも刺激を受ける部分はあるのでしょうか?
花村想太マーベル作品は音楽も最高ですよね。それこそ『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年公開)を観ながら歌詞を書いたこともあります。

音楽で特に衝撃を受けたのは『ブラックパンサー』ですね。舞台となるワカンダ王国は、一見すると時代から取り残された国のように見えて、その中身は高度な科学技術を持つ超文明国。だからこそなのか、音楽は最新のヒット曲、ヒットメーカー、ラッパーを起用して構成されているんです。時代の最先端をいく音楽がめちゃくちゃかっこよくて。物語との親和性もすばらしいなと思いました。
――コロナ禍でなかなか洋画の公開が難しい状況ですが、まだまだ『マーベル・シネマティック・ユニバース』は続いていきます。花村さんは今後、どんな形でマーベル作品と関わっていきたいか、野望があれば聞かせてください。
花村想太やっぱり究極の目標は、声優として作品に参加できたら最高に幸せですよね。声優の経験もないので、キャリア的には難しいことですが、しっかりお芝居の勉強をして、いつか見てもらえるチャンスがあればモノにできるように準備はしていきたいと思っています。それほど大好きです。音楽でしっかりと結果を出していけばチャンスが巡ってくる確率が上がると思うので、もっともっと音楽活動を頑張りつつ、自分の夢を同時に叶えていけたら最高ですね。

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索