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話題の『チェリまほ』で注目、赤楚衛二が抱えた不安と焦燥「自分を肯定して生きていかなければ」
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人を羨み悔やんだ日々も…、不安と反省でパンクして「開き直れた」
11月26日(木)放送 8話 場面写真 (C)豊田悠/SQUARE ENIX・「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」製作委員会
赤楚衛二 それはもう、いくらでもあります。オーディションを受け続けていた時代、ずっと受かり続けている人を横目に見て、なぜ僕は落ちてしまうのかと、才能を羨んでいた時期もありました。僕が役者活動をスタートしたのは21歳のときなんですが、もっと昔からやってる人を見ると、芝居も意見もしっかりしていて、ものの見方も素敵な人ばかり。僕は、なんでもっと早くやらなかったんだろうと、悔やみもしましたね。
――そんな時期があったんですね。
赤楚衛二 はい。と言いつつ、僕は僕なので、「自分を肯定して生きていかなければならない」と思うようになってからは、ずいぶんラクになりました。
――そう思えるきっかけがあった?
赤楚衛二 きっかけは、思いつめて思いつめて、パンクしたことです。仕事がない将来への不安、競い合いに負けることの連続で、反省して反省して…。「あー、もうわかんない! もういいや」と開き直れたんです。
――赤楚さんといえば、『仮面ライダー』シリーズにも出演。ライダー出身の俳優さんは多いですが、最近でも菅田将暉さん、吉沢亮さんなど、活躍している若手俳優も多いです。次は自分が! という思いはありますか?
赤楚衛二 行けるものなら行きたいですが(笑)、実は「俺が行ってやるぜ!」という強い気持ちは、あまりないんです。それよりも、素敵な人、監督、作品と出会っていきたい。あまり、俺が俺がっていうタイプではないのかもしれないですね。ああ、でも、オーディションを受けていた頃は「俺が絶対(演技で)食ってやる!」というところはありました(笑)。
自分に鞭を打ち続けた日々を脱却、「いいタイミングで撮影に入ることができた」
赤楚衛二 周囲と言っても、コロナ禍であまり人に会えていなかったので、実はよくわからないんですよね。自分自身の変化というと、緊急事態宣言のとき、1ヵ月以上ずっと家にいたことは大きかったです。実はその頃、ずっとお芝居に悩んでいて、自分が嫌いだった時期が続いていました。でも、その1ヵ月で自分と向き合って、あらためて自分を肯定できるようになったんです。人に会いたいと思う自分、人がいてこその自分なんだと気づいて、いろんなことを楽しめるようになりました。
――なぜ自分が嫌いになってしまったんでしょう?
赤楚衛二 どこか完璧主義者みたいなところがあって、ドMなのかわからないけれど(笑)、うまくいったことすら「全然ダメだ!」と自分で自分に鞭を打ち続けていて。あのまま続けていたら、もっと自分を嫌いになっていたかもしれない。少し立ち止まれたことが、逆に良かったんだと思います。このドラマの撮影は9月上旬からだったんですが、自分としてもいいタイミングで撮影に入ることができたと思っています。キャスト、スタッフ、素敵な方たちに出会うことができて、幸せな日々でした。
――今後はどんな俳優を目指したいですか?
赤楚衛二 あまり目標を立てると、そのあとに燃え尽きそうで怖くて(笑)。目標はなるべく立てずに、これまで共演してきた先輩たちのような素敵な人になりたいです。中井貴一さんはすごく尊敬してるので、あの方のような俳優になれたらと思っています。
――最後に、クライマックスに向けてメッセージをお願いします。
赤楚衛二 柘植と湊たちにも動きがありますし、安達と黒沢はただただ幸せですが、まだ山もありますね。観終わったあとにはきっと幸せな気持ちになっていただけるんじゃないかと思います。
(写真:田中達晃/Pash)
ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』
テレビ東京
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