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ORICON NEWS
『わたナギ』で好演の高橋メアリージュン、「上手いよりも“伝わった”と言われたい」人情あふれる演技で魅了
自分に蓋をしないで…未来の可能性は無限大
高橋メアリージュンとても生きやすくなったと感じていますね。女優を始めた頃は、私をいいと思って起用してくださった方のために、何とか頑張ろうと思ってまい進してきました。でも今振り返ると、お仕事をいただいているうちにファンの方や味方が増えて、その方たちのおかげで自信につながっている気がします。
――CM出演も増えて、好印象の声が多いと思いますが、ネットでエゴサーチをすることは?
高橋メアリージュンしないようにしていますね。実は私、アンジェリーナ・ジョリーが大好きなんですけど、彼女はきっと、エゴサーチなんかしないだろうなって思うので(笑)
――それはしそうにないですね(笑)。彼女のどんなところが好きなんですか?
高橋メアリージュンルックスのほかにも、慈善活動をしたり養子を迎えたり、偏見なくすべての人に対して大きな愛を持っているところです。
――ご自身もそんな女性を目指したいと?
高橋メアリージュンはい。女優もやりつつ、地球や子どもたちのための力になれるような活動をしていきたいですね。幼少期、家族で訪れた母の母国のフィリピンで、家もなく、食べることすらままならない子どもたちを目の当たりにして、胸を痛めた経験があるんです。幸せの価値観は人それぞれですが、みんなの目に希望の光が宿るような世の中になればいいなと思っています。
――女優として、世界進出はいかがですか?
高橋メアリージュンそれも視野に入れて、英語の勉強中です。もともとは、女優になれると思っていなかったのに実現できました。だから今後も、自分に蓋をせずに、可能性は無限大と思って進んでいきたいんです。
――最後に、メイのように悩みを抱える視聴者に向けて、アドバイスをお願いします。
高橋メアリージュン100人中、たとえ100人ができないと言っても、できるかもよ? と言う自分の心の声を信じて、いろんなことに後悔なく進んでほしいですね。私は著書のタイトルにもした『Difficult? Yes. Impossible? NO(難しい? はい、不可能? いいえ)』という言葉が大好きなんです。1度きりの人生、誰にも正解なんてわからないんですから、人に嫌われることよりも、自分に嫌われない自分でいることを大切にしてほしいです。
(文/河上いつ子)