ORICON NEWS
亀梨和也、“ギリギリ”で向き合ったホラー「少しずつ進めていきました」
徐々に増した責任感「楽しんでいただけるものにしないと」
ホラー映画の『ゲット・アウト』(17年)、『へレディタリー/継承』(18年)を参考資料として見たというが「『あした朝早いから…』と自分に言い訳しながら少しずつ進めていきました」と明かす亀梨。「普段、僕を応援してくださる方で、ホラーが苦手な方も多いでしょうけど、そういった方にも楽しんでもらえるようなポップさもあると感じています。怖かったか、それとも怖くなかったのか、ぜひ見ていただけたらうれしいです」とアピールする。
“ホラー”という言葉に、苦手な人はどうしても敬遠しがちかもしれない。しかし、亀梨の言葉にもあったように、ヤマメと中井が漫才を披露するシーンや、安田大サーカスのクロちゃんのわざとっぽいリアクション、よゐこの有野晋哉と濱口優が登場するなど、ところどころに“ポップさ”が散りばめられている。亀梨が話す関西弁や、心情を表す演技などで見せる新境地も味わいながら、ひとつの映画作品として楽しんでいただきたい。
亀梨和也(かめなし・かずや)
1986年2月23日生まれ 東京都出身
「3年B組金八先生第5シリーズ」(99年)で連続ドラマ初出演。主なドラマ出演作品は「野ブタ。をプロデュース」(05年)、「妖怪人間ベム」(11年)、「ボク、運命の人です。」(17年)、「ストロベリーナイト・サーガ」(19年)など。映画では『俺俺』(13年)、『バンクーバーの朝日』(14年)、『美しい星』(17年)など。
1986年2月23日生まれ 東京都出身
「3年B組金八先生第5シリーズ」(99年)で連続ドラマ初出演。主なドラマ出演作品は「野ブタ。をプロデュース」(05年)、「妖怪人間ベム」(11年)、「ボク、運命の人です。」(17年)、「ストロベリーナイト・サーガ」(19年)など。映画では『俺俺』(13年)、『バンクーバーの朝日』(14年)、『美しい星』(17年)など。
売れない芸人が、「事故物件」に住んでみた― 芸人の山野ヤマメ(亀梨)は、中井大佐(瀬戸)とお笑いコンビ<ジョナサンズ>を組んでいたが、全く売れず、結成から10年目となり、これ以上続けても無理だと感じた中井から、コンビを解散し放送作家になると告げられる。
突然ピン芸人となり途方にくれるヤマメは、番組プロデューサーの松尾雄二(木下)からTV番組への出演を条件に「事故物件に住んでみろ」と無茶ぶりされ、殺人事件が起きた物件で暮らすことに。そこは一見普通の部屋だったが、初日の夜、撮影した映像には白い“何か”が映っていたり、音声が乱れたり、様々な怪奇現象が。
OAした番組は盛り上がり、ネタ欲しさにさらなる怪奇現象を求めるヤマメは、不動産屋の横水純子(江口)に新たな事故物件の紹介を依頼。その後も様々な怪奇現象に遭遇し、ヤマメは“事故物件住みます芸人”としてブレイクしていく。
一方、<ジョナサンズ>のファンで、メイクアシスタントの小坂梓(奈緒)は、人気が出るほど危険な状況に陥っていくヤマメを密かに心配する。だがレギュラー番組も決定したヤマメは、次なる事故物件を求めて再び不動産屋・横水の元を訪れる。そしてある事故物件で、ヤマメの想像を絶する恐怖が待っていた―
(C)2020「事故物件 恐い間取り」製作委員会