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時価総額4000万円以上 香港在住コレクターが『遊戯王』カードで学んだ人生哲学「重要なのはチャンスをものにすること」
カードの収集ではなく、子どもの頃の“記憶を収集”
Ray Chan『遊戯王』カードに初めて触れたのは、7歳の時。当時『遊戯王』は香港でも有名で、多くの子どもたち、ティーンエイジャーが、『遊戯王』カードで遊んでいました。私の第一印象は、華やかで刺激的だと思いました。クラスメイトの中には、放課後に遊んでいる人が多く、対戦を見ているときはワクワクしました。
Ray Chan子どものころにハマったのですが、その後卓球の練習に集中するために、『[Mythological Age-蘇りし魂-]というシリーズのリリース後、一度『遊戯王』カードから離れました。その後、2017年4月5日(香港の祝日)に、再び『遊戯王』カードの世界に戻りました。小学校の同級生に、「『遊戯王』カードのルールが変更になったからカードが少し安くなる」と言われたことがきっかけでした。
私は、ほとんどのコレクターが、自分たちの子供時代のために『遊戯王』カードを収集すると思っています。私たちはカードを収集しているわけではなく、私たちの子供時代の記憶を収集しています。なので私は、「子どもの頃(の記憶)を見つけたい」と思い、その日に、香港のカード店に行って、古い『遊戯王』コレクションを買いました。