ORICON NEWS
実は「飛び出したら勝ち」だった?45周年『黒ひげ危機一発』ルール変更に至る物語
45年間で「カッコイイ」から「愛嬌がある」海賊に変化
池田氏デザインの変遷については、開発当初は『海賊=カッコいい』というイメージをビジュアルにも落とし込んだものだったのですが、やはり<4歳以上対象のファミリーゲーム>としてはもっと愛嬌がある感じがいいんじゃないかと、全体的に丸みのあるフォルムになっていきました。
池田氏何よりもまず安全に遊んでいただくのは、玩具メーカーとしての至上命題。日本玩具協会さんが定める安全基準はもちろん、弊社にも“辞書のように分厚い独自の安全マニュアル”があり、それをすべてクリアしなければ、いかにヒットが期待できそうなおもちゃでも世には出せません。黒ひげの剣も初代はもっと鋭く細いものでしたが、現行品はどこにも角のない丸みを帯びた形状になっています。
同商品を軸とした45周年企画もさまざま展開されている。その1つが5組の<一発屋芸人>とコラボしたWEB動画で、現在は小島よしおが遊び方を提案する動画がタカラトミー公式YouTubeチャンネルで配信中。今後もダンディ坂野、スギちゃん、髭男爵、ゴー☆ジャス(順不同)による新作動画が2ヶ月に1本ペースで配信される予定だ。