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【インタビュー後編】神田伯山の妻語る、超毒舌キャラのマネジメント術「彼がストライカーだとしたら私はディフェンス」

  • 妻の理沙さんがマネージャーを務める神田伯山

    妻の理沙さんがマネージャーを務める神田伯山

 神田松之丞あらため六代目神田伯山の台頭により、突如注目を浴びることになった“講談”。2月から襲名公演を29日連続開催し、テレビでは冠番組もスタート。YouTubeチャンネルの開設や、絵本・漫画展開など常に新しい挑戦をしている彼の背景には、妻・古舘理沙さんのマネジメントとサポートがある。前編では、元会社員で興行師の道を選んだ理沙さんのバックグラウンドを紹介したが、後編では伯山ブレイクのきっかけ、仕事選びの基準など、マネジメントの裏側と知られざる素顔を聞いた。

伯山はテレビに不向き「リアルに怒られたのは2回くらい(笑)」

――本格的に伯山さんのマネジメントをやるようになったのはいつからですか?

古舘理沙テレビから少しずつオファーが来るようになった時に、私が以前編集者だったこともあり、メディアまわりの相談をされるようになりました。そこからさらに講談以外の仕事が忙しくなってきて、4年前の結婚を機に徐々にマネジメントのようなことをするようになっていきました。でも、スケジュールも全部管理するようになったのは去年頃からですね。
  • ライブ、テレビ、ラジオと幅広い活躍を見せる神田伯山

    ライブ、テレビ、ラジオと幅広い活躍を見せる神田伯山

――テレビやラジオなど、現在の活躍に至る中での大きなきっかけは何だと思いますか?

古舘理沙ずっと見てきた中で、ここでこういう人と出会った、こういう人を掴んだという、いくつかのブレイクポイントはあったと思います。その中でも一番大きかったのはやっぱりTBSラジオの『問わず語りの松之丞(現:問わず語りの神田伯山)』ですね。最初は特番からスタートして、色んなご縁とタイミングが重なって、レギュラー番組としてやらせてもらうようになりました。ラジオを聞いてオファーをくれる方も多くて、テレビでの初レギュラー番組『伯山カレンの反省だ!!』(テレビ朝日系)も、プロデューサーさんがラジオを聞いてくれたのがきっかけでした。あとは、『ENGEIグランドスラム』(フジテレビ系)と『笑点』(日本テレビ系)に出演した時も反響が凄かったですね。彼の本業である講談をテレビで披露できたのは、すごく良かったと思います。

――本当に大活躍ですよね。伯山さんはテレビに向いていると昔から思っていたんですか?


古舘理沙いや、テレビには向いてないと思いますよ(笑)。
  • その毒舌っぷりに「リアルに2回怒られた」という神田伯山

    その毒舌っぷりに「リアルに2回怒られた」という神田伯山

――これだけたくさんのオファーが来ているのに?

古舘理沙それがなぜだか、全然分からないんです(笑)。1つは「毒舌」と言われていますけど、私の中で、テレビは“テーマパーク”だと思っていて。タレントの方はじめ、テレビに出ている方々にはそれぞれに役割があって、みなさんがそれを演じている。その中に、着物を着てなんか変なことを言う人が現れて、それがたまたま今の時代にハマったんだと思います。だからテレビに出るときは今でも、“着物の国から来たお客さん”という意識、インバウンドな感じなんですよ。

――“毒舌キャラ”という役割を求められるのは、マネージャーとしても難しい場面もありますか?

古舘理沙そこは特に気にしていないですね。たまにあまりにも変な事を言おうとしたら「それは言わない方が良い」って伝える事はあるんですが、好きなように話してもらうのが一番だと思っています。基本的に彼の主戦場は講談でありライブなので、申し訳ないですけど、テレビで上手くいかなくてもラジオやライブで挽回できる。あと「毒舌」って言われますけど、実際リアルに怒られたのは2回くらいですよ(笑)。

数多くのオファー、選ぶ基準は?「某バラエティ番組は向いてないから止めた」

  • 理沙さんは「テレビには向いていない」と語るも、様々な番組に出演している神田伯山

    理沙さんは「テレビには向いていない」と語るも、様々な番組に出演している神田伯山

――今では伯山さんは数多くの番組に出演されています。オファーを頂く中で、選ぶ基準みたいなものはあるんですか?

古館理沙テレビに関しては、本人が会いたい人や出たい番組、あとは、「講談を広めたい」というのがベースにあるので、講談の話をじっくり聞いてくれる番組はどんどん出ていきたいと思っています。

――過去に、テレビ出演で失敗したなぁと思ったことも?

古館理沙某バラエティ番組は向いてないからやめた方が良いって言ったんですが、本人が「どうしてもMCのタレントさんに会いたい」って言うから出演して、やっぱり案の定ダメでしたね(笑)。ひとり喋りは得意なのですが、たくさんゲストの方がいて、その中で自分のキャラを意識して、場の空気を読んで、みんなでトークを回しつつ爪あとを残す、というのは苦手かもしれません
――でも、テレビに出たことで講談には良い影響が?

古舘理沙もちろん、それはすごくあります。やっぱり講談を聴きに来てくれる方は増えました。入門志願者も増えて、若い人に、落語だけではなく講談という選択肢もあるんだと示せたと思います。「チケットが取れない講談師」と呼ばれるのが伯山だけではなく、他の方もチケットが取れない状況になって、ようやく“講談ブーム”と言える。まだ個人の範囲にとどまっているスポットライトをどんどん他の方に向けていく。それがこれからの彼の使命だと思います。

ーーYouTubeでは寄席の楽屋を見せるなど、斬新な取り組みもされていますよね。

古舘理沙YouTubeチャンネル『神田伯山ティービィー』は私が企画してプロデュースしているので、評価してもらえるとすごく嬉しいです(笑)。「講談を広めるテレビ番組」という意識で作っています。どんどん作品を公開して、他の素晴らしい講談師や芸人の方々を紹介してゆきたい。ゆくゆくは、このフォーマットがNHKの番組になれば最高です。

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