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3日で”2.3億”稼いだ伝説のキャバ嬢エンリケが語る水商売の立ち位置

「痛客しばいた」とブログ投稿、”自分の素を出す”SNSブランディング

――ブログ上の演出で「痛客をしばいた」とタイトルを付けて、お客様を殴る真似をしている写真をアップしたり、変顔写真や踊っている姿もアップしていたと聞きました。それだけ聞くと、キャバ嬢さんのイメージとはかけ離れているような…(笑)。

【エンリケ】はい、炎上系のタイトルや言い回しで記事をアップすると反響が大きかったですね(笑)。そこで自分の素をさらけ出したことで、私のスタイルも確率されました。ブログの次はFacebookが流行り出して。SNSは流行りすたりがありますから、敏感に力の入れどころを切り替えていましたね。InstagramやTwitterやYouTubeも。なんでもやります。

――有名人でも異なるSNSで同じ投稿をしている人が多いなかで、エンリケさんのSNSはそれぞれ発信されることが被らないですよね。

【エンリケ】同じ内容だと、つまらんって思って。コピペで同じことを書いていても、見る気が失せるんじゃないかなと思うんです。

――どう使い分けているんですか?

【エンリケ】Instagramはエンリケとしての世界観を表すような、ゴージャスな映え写真を多く載せています。Twitterは、語り系。自分の考えを刺さる言葉で伝えることで、女の子からも反応をもらえています。YouTubeはインスタの延長線上ですが、密着や対談など私の人柄をより分かってもらえるようなものを載せてます。
YouTube「エンリケ空間チャンネル」(外部サイト)でもっとも再生数の高い動画。プライベートの旅行動画、ルームツアー、買い物密着など幅広い動画が投稿されている。
――確かに、女性のファンの方も多い印象です。同性のファンの方が増えたことはどう分析されていますか?

【エンリケ】私がありのままを見せているからかなーと思いますね。着飾らず、ぶりっこもしない。シャンパンを明け続けたり、お客さんをたくさん集客したり、記録に残るようなイベントを開催したり。ひたすら仕事にストイックでしたから。結果が伴っていないと尊敬されることはないと学んでいたので。だからこそSNSでも“結果を出し続ける”姿は見せていて。たとえ嫌なことがあっても元気な姿で発信できるように心がけていました。

多数のメディア露出「仕事が減っても、人を傷つけてまで発言したくなかった」

――キャバ嬢として、テレビや雑誌などメディアに出演される機会も多かったですよね。エンリケさんの存在をきっかけに、キャバ嬢のお仕事についてベールに包まれていた部分を知れたという方も多いのでは。ご自身の見られ方において意識されたことはありますか?

【エンリケ】一人の人間として、常識だけは外さないようにしていました。テレビに出ると、ズバズバっと痛い所をつくような、性格悪そうな発言をしてほしいと求められることもある。でも、そこで戦っていましたね。悪いことをいうことがキャバ嬢の仕事ではないから。言っちゃいけないことは言わない。それでテレビの仕事が減ったとしても、人を傷つけてまで発言したくなかった。どれだけ見てくれる人が増えようが、それは変えませんでした。

――キャバ嬢という仕事のイメージが変わってきたなという実感はありますか?

【エンリケ】純粋に、キャバ嬢になりたいって人は増えましたよね。もともと、キャバ嬢って“隠す職業”だった。仕事を始めたばかりの頃は、キャバ嬢ってだけで彼氏に振られたりね。あんまり言いたくない、親にも知られたくないと。でも最近、私キャバ嬢だよと言える人が増えたとは思います。SNSで自分を発信する人も、テレビに出演する人も多くなりましたしね。
――キャバ嬢の第一線で活躍していたエンリケさん。週7日360日出勤していたほど重きを置いていたお仕事を、昨年引退されしたよね。なぜ、このタイミングで辞めようと思ったんですか?

【エンリケ】一番の理由は、伝説に残したかったから。近年、毎年売り上げが上がってたんですよ。これ、どこまで続くんだろうと思って。あと1年続けてたらもっとすごかったかもしれない。でもそれは予測がつかないことですから。一番の結果が出せるときに辞めなきゃだめだと、水商売としてのプライドを取りました。引退するっていう記事をSNSにアップしたんですが、実は何カ月もかけてその文章を作って。爆弾のスイッチを押すかのように、投稿ボタンを押す手が震えて、緊張しましたね。

――引退式ではシャンパンタワーだけで2億3000万円の売り上げだったと聞きました。伝説的な数字ですね。引退後はどんなことをしていきたいですか?

【エンリケ】今は経営者として、シャンパンバーやエステを経営して色々な事業をやらせてもらってます。内装のデザイン、アプリの開発、お寿司屋さん、英会話教室…今後もやりたいことたくさんあるんですけど、自分がほしいと思うものを事業として形にしたいですね。大切にしたいのは、どんなことがあっても自分のスタイルを貫き通すということです。そこをなくしたら、私の元で頑張ってくれているスタッフさんも、お客さんも離れていくと思うので。最終的に勝つのは人柄ですから。尊敬され続ける強い女性でありたいですね。

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